レジェンドのKA9レジェンド・ホンダレジェンド・磨き・ディテーリング・ホンダに関するカスタム事例
2023年11月14日 03時27分
父親から譲り受けたBMW E36 328i と祖父が乗っていた思い出のKA9 レジェンドの2台持ち。 見た目は20代、中身は50代です。 フォローもお気軽にどうぞ! よろしくお願いします😊
レジェンドを購入して1ヶ月後くらいの話。
新車時からガレージ保管で塗装状態は悪くないものの
26年の蓄積した酸性クレーターと磨き傷は避けられません。
見るに耐えないので、経験を生かしながらDIYの磨きで綺麗にしていきます。
私の価値観での綺麗な車とは、太陽光、夜の蛍光灯に照らされて一切傷がない車のことを指します。
さて、どこまで綺麗になるのやら…
Before
ただの水垢に見えるかもしれませんが
雨染みの放置によって塗装が陥没しています。
つまり、陥没した箇所まで塗装を削る必要があります。
濃色車の宿命ですね〜
日中や日陰だと分かりづらいですが、
照明がある磨き専用ブースに入れるとこの通り🫠
まずは、塗装膜圧を測ります。
この当時の国産高級車は塗装が分厚いのでしっかり磨けます。
数値も現行車にくらべて1.5倍くらい膜圧がありました。
今は環境保護やコスト削減の影響により昔のように塗装が分厚くありませんので、注意が必要です。
シングルアクションのポリシャーでも歯が立ちませんでしたので
ダメージの大きい、ボンネット、ルーフ、トランクを
2000番のペーパーでしっかり水研ぎします。
ここが正念場です。
塗装の状態を常に確認しながら慎重に削ります。
側などを削って下地をださないようにマスキングもしっかり行いましょう。
サイドはそこまでダメージがなかったので、
ペーパー研磨は行わずポリシャーのみで磨けました。
ダブルアクションのポリシャーとウールバフの組み合わせで磨いていきます。
ウールバフも何種類かありますので、塗装との相性を確認しながら磨きていきます。
この時使用するコンパウンドもしっかり選定します。
黒は熱をかけすぎるとコンパウンドがうっすら焼き付いて、白ボケするので中々難しいです。
ミラーなど細かい部分はミニポリシャーを使って磨いていきます。
最後に、仕上げ用のコンパウドとスポンジバフで肌を整えて完成!
スポンジバフの仕上げを行うと細かいバフ目を消すことができ、濡れたような艶感になります。
ここまでなんとか気合いと根性で1日で仕上げましたが、もう艶感が全く別物です。
After✨
蛍光灯に照らされても傷はほぼゼロ。
自分の中では80パーセントの完成度です。
あと、1日磨ければ〜と言ったところですかね。
レジェンドユーロ限定色のスターライトブラックパール
磨く前はくすみでパールの粒子が見えませんでしたが、この通り!!
綺麗になると色味も変わって見えます。
ガサガサだったルーフもしっかり蘇りました。
光が当たると紺色っぽい発色をする不思議な色。
あとは、どれだけこの状態を維持できるかどうかですね〜
帰り道、ピカピカになったレジェンドで東京タワーに来ました。
いやー、写り込みがスゴイ!!!
黒はベストコンディションだとどの色よりも綺麗に見えます。
ただ、維持は至難の業です。