Nボックスカスタムのただのグチです・変な人にはご用心・お節介おじさんに関するカスタム事例
2024年04月01日 22時09分
経済的で誰でも乗れる街乗り快適仕様とドライビングプレジャーの両立を軽ハイトワゴン1台だけでどこまで実現できるか実験中。 限界ハイトワゴンレーシング万歳🙌 出演させていただいた動画のリンクはWebサイト欄に載せてありますので、もしご興味ありましたらそちらから飛んで頂ければと思います( ᐛ👐)
変なのに絡まれたご報告。
Twitter(現X)にも書きましたが、あっちのはかなりそういうSNS向けの書き方なので興味のある方だけ探してみてください。
一連の流れや絡まれてる様子は過去の投稿のコメント欄でご覧になれますのでご興味のある方はどうぞ✋
この写真見ただけでピンと来た方もきっといらっしゃるでしょう。なにせフォロワー4桁の方ですからね笑。Nシリーズ界隈でも有名な方なのでしょう。
この方の投稿、ハッキリ言って全部虚構です。
N BOXは実際お持ちでいらっしゃるとは思いますが、エンジンフルバランス取り、kay mechanical officeとかいう存在すら怪しい(というか検索しても既に店じまいされた土屋圭市氏のケイオフィスしかヒットしない)ショップのワンオフエンジンパーツ達、ターボラグの出ないスムーズな加速感、この辺りは120%彼の妄想の話ですね。
まぁでも私がわざわざ言わなくてもそんなこと皆さんきっと気づいていらっしゃいますよね笑
でも実際なんで虚構なんだろうってところを少し突っついてみようと思います。
↑これはFRSさんがホームページに載せている特注ピストンの価格一覧です。コンロッドに関しては恐らく車種や内容によって差が大きいため価格の記載がありませんでした。
まぁそれでもぶっちゃけピストンとコンロッドぐらいだったら頑張れば作れそうな感じはしますよね。
今検索かけてもちゃんとヒットする現役のショップさんなら、の話ですが。
↑これはとある方のブログから一部を切り取らせて頂きました。
この方はAE86でお馴染みの4A-Gに使われているクランクシャフトをお客様からの要望で特注製作されたそうです。
10,000回転まで安心して回せる鍛造削り出し強化クランクシャフト、4A-Gといったチューニングベースとして極めてありふれたエンジンに使う物ですら製作に3ヶ月はかかるみたいですね。
↑こちらはまたもとある方のブログから拝借した、トヨタ初代セリカでお馴染みの2T-G型エンジンのワンオフ強化クランクシャフト。
2T-Gと言えば今でも名機と呼ばれるほどの旧車界隈では非常にポピュラーなエンジンのひとつですよね。
チューニングベースやレストアベースとしても人気の高いエンジンのクランクシャフトだから余裕で作ってくれるでしょ〜って思いますよね?
でも実際は…
↑これの通り納期半年、お値段も30万円とありふれたエンジンの割にはそこそこの金額いってますね。全然これでも安い方だとは思いますけどねw
さて、これらの情報から想像してみましょう。
チューニングベースとしては全くと言っていいほどメジャーじゃないS07Bという軽規格の3気筒ターボエンジン、もちろん先駆者などいるわけがないので文字通りの0からのスタートですね。
強度計算や使う素材の選定、制作を依頼する工場がどこになるのか。
もちろんこんなエンジンの強化クランクシャフトなんて欲しがる人はとても少ないでしょうから、ビジネスとして考えても儲けが出るとは思えませんし、他のありふれたエンジンのように安く手に入れるなんてことは限りなく不可能に近いでしょう。
というか物理的にありえないんですよ、納車半年経つか経たないかというN BOXのクランクシャフトがワンオフ品に変わってるなんてどう考えてもありえない。
実際に作るってなったら一体どれほどの時間とお金がかかるのやら…。想像したくないですね。
ちなみに知識オタクで1級整備士でもある私の唯一信用できるスーパーアドバイザーの親友曰く、「N BOXがあともう2台は新車で買えるぐらい金かかるよ」との事でした。
ここで1枚目の画像をもう一度見てみましょう。
ここで言われている「ターボラグ無く加速してくれる」という部分についてですが、「そもそもS07B型は素人程度が感じられるようなターボラグ起こす扱いにくいエンジンでは無い」ので、純正となんら変わっていないと自ら言っているようなものですね。
ダウンサイジングターボエンジンとはなんぞやってのがそもそもわかっていないんでしょうね。
というかそもそもバランス取りしたところでターボラグなんて無くならないんですよ。
ターボラグ無くす方法ならレスポンスのいいエンジンに対して大きすぎないタービンを取り付けてECUでしっかりセッティング出すか、アンチラグシステム導入するかって感じじゃないですか普通は。フルバランス取りはそこまで万能じゃない。
本人航空工学科でしたっけ?そんなところにいたらしいのですが、内燃機関とかそういうものには全くと言っていいほど理解が無いのが面白いですよね。「色々知っているから無理はさせていないんですよ」だって?笑わせてくれますねぇww
「あんまり知識ないから無理させられないんですよ」の間違いでしょう( ˇωˇ )
参考資料として私の大好きなコンプリートエンジンであるOS技研さんのTC24-B1Zを載せておきましょう。
ブロック以外ほとんどの部品がOS技研さんのオリジナルで作り上げられた、構造変更が必要ないレベルの中でも最高の品質で仕上げられる究極の燃焼効率オバケエンジン。
一機でだいたい600~700万円ほどで、製作期間は1年前後とこのレベルのコンプリートエンジンとは思えないほどリーズナブルな価格設定とかなり短い納期なのがOS技研さんの凄いところ。このクオリティだったら4桁の大台にのっていて、更に納期が倍以上かかるとしても驚きませんもの。
それぐらい凄いんです、このエンジンとOS技研さんの技術力って。ぜひ開発責任者の富松さんやOS技研さんのYouTubeチャンネルを覗いてみてください。
これだけやる事が決まっているコンプリートエンジンですら製作日数がここまでかかるのに、チューニングベースとしての需要が極端に少ない軽自動車のエンジンを前例のない状態から作って半年もかからず完成するわけねえだろ!!!ってお話でした。
あとあの人知識ありますよ風を装っているだけのなーーーーんも知らない超ド素人ですから!!!
モービルワンとかディーラーにも置いてあるような可もなく不可もなくなオイルを、色々と自分なりに勉強した結果GRオイルをわざわざ選んで使っている私に勧めてくるとかナメとるんか!?!?一昨日来やがれ!!!
って思っちゃいましたw(言葉荒くてすみません)
とりあえず今後あの人のことは生暖かく眺めていようかなと思いました( ◜ᴗ◝)w
あと、絶対にこんなお節介拗らせ誇大妄想野郎にはならないように気をつけなきゃなと改めて思いました。
しっかりと反面教師にさせていただきます。
ほーんと、何様なんだかこのオジサン🤷♂️