エボえもんさんが投稿したベルキット・プラモデル好きと繋がりたい・フォードフィエスタWRCに関するカスタム事例
2022年06月02日 20時10分
もうおっさんですが、ターボ車はやめられません。 憧れだったエボ。 生産終了の案内されてから、ヤバいと思いディーラーで注文しました。 大事に乗って行きたいです。
フォードフィエスタRSWRC
2017 WRC フランス ツールドコルス
1997から採用されたWRカー規定も2011に大幅な改定を行い、2017にWRカーとしては最後の改定を実施。
改定にあわせフォードが準備してきたのが、このフォードフィエスタWRC
ワイドなフェンダーに大きなスポイラー装着が許され、エンジンも320馬力から380馬力に引き上げられた。
昔のGr,Bマシーンを彷彿させる迫力あるスタイルは、97年から採用されたWRカーの最終形態に相応しいスタイルに。
最後のWRカーに相応しい派手なマシーンが世界を駆け巡った。
Mスポーツが運営するフォードフィエスタWRCは、セバスチャン・オジェとこのタナクの2台体制でエントリー
オジェのフィエスタはレッドブルカラーが施されているが、タナクの車は違ったデザインが施されている。
前年16年でフォルクスワーゲンが撤退したが、フォード、トヨタ、ヒュンダイ、シトロエンの4メーカーで争われた。
このシーズンは、オジェが見事チャンピオンを獲得。タナクも選手権3位を獲得し、コンストラクターでは、フィエスタを走らせたMスポーツ Ford ワールドラリーチームが見後チャンピオンに輝いてフィエスタWRCの速さを世界に知らしめた。
タナクはこの年のラリーイタリアで自身の初優勝を獲得。
翌18年にはヤリスを走らせるトヨタチームに移籍
大きなリアスポイラーと下面に装着されたツーリングカーを彷彿させるデフューザーが大きなダウフォースを生み出すと同時に迫力あるスタイルを演出している
サイドに装着されたカナードフィンからもダウンフォースを発生
あまり日本の部品が使われていないと思われがちだが、ブレーキパットには日本のエンドレスが採用されており、リアスポイラーにエンドレスのロゴが貼られている
この迫力あるスタイルを見ていて思うのは、もし三菱やスバルが参戦続けていたらと思うと残念でならない
三菱やスバルのWRCイメージも今となっては遠い記憶になりつつある
鳴り物入りで導入され、1997からトップカテゴリーを走り続けたWRカー規定も2021で終了。2022年からはパドルシフトやセンターデフの禁止などが盛り込まれた、新規定のラリー1規定で開催されている。
ちなみにフォードはフィエスタからPUMAに車輌変更して参戦している。
四世紀半に渡って続いたWRカー規定は、スバルインプレッサWRカー、フォードフォーカス、シトロエンクサラ、プジョー206、トヨタカローラWRC、三菱 ランサーWRCなど数々の名車を生み出した
そしてフォードフィエスタWRCも、最後のWRカー規定に花を添えるのに一役かったWRカーになった