奥 岬さんが投稿したCosmo sports・ロータリーエンジン・マツダに関するカスタム事例
2020年11月25日 22時31分
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マツダの誇る名車
ネットより引用
製造国
日本
販売期間
1967年5月 - 1972年
設計統括
山本健一
デザイン
小林平治
乗車定員
2人
ボディタイプ
2ドアクーペ
エンジン
10A型982cc2ローター
駆動方式
FR
最高出力
110PS/7,000rpm(L10A)
128PS/7,000rpm(L10B)
最大トルク
13.3kgf·m/3,500rpm(L10A)
14.2kgf·m/5,000rpm(L10B)
変速機
4速MT(前期)/5速MT(後期)
サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン
後:ドデオン・チューブ
全長
4,140mm(前期)
全幅
1,595mm
全高
1,165mm
ホイールベース
2,200/2,350mm(前期/後期)
車両重量
940kg(前期)
-自動車のスペック表-
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コスモスポーツは、1967年(昭和42年)5月に2シータークーペモデルとして発売された。同時に世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した自動車でもあった。
なお、世界で初めて市販されたロータリーエンジン搭載車は、正確には旧NSUヴァンケル社が1964年(昭和39年)に発売したリアエンジン車のヴァンケルスパイダーである。これに搭載されたエンジンは、ロータリーエンジン特有の多くの課題が未解決のままであり、いわば「見切り発売」であった。またそれは、シングルローターのエンジンであった。これに対し、コスモスポーツに搭載された10A型エンジンは、それらの課題を克服して量産に耐えうるものであった。このため10A型エンジンは、世界初の実用・量産ロータリーエンジンである。また、10A型エンジンは、多気筒(マルチローター)ロータリーエンジンとしても世界初の市販車用エンジンであった。
ロータリーエンジンの特性は、それまで各種のロータリーピストンエンジン理論において証明されていた。しかし、100年以上の理論的蓄積にもかかわらずロータリーエンジンは量産されるには至っていなかった。このため、10A型エンジンの搭載車であるコスモスポーツは、ロータリーエンジンを量産車のエンジンとして最初に搭載した記念すべき存在といえる。