プリウスの初代プリウス・整備記録・ハイブリッドバッテリー交換・共栄ジャパンに関するカスタム事例
2022年10月13日 19時58分
三重県在住 初代プリウス最終型(NHW11後期)乗りの29歳です。 祖父から父、そして自分へと3世代に渡って乗り継ぎ、2023年8月26日で我が家に来て21年になりました。 フルノーマル維持がポリシーなので、灯火類をLED化した以外はほぼ純正のままです。 最近では、すっかり見かけることも少なくなりましたが、これからも末永く初代プリウスと付き合っていこうと思います どうぞ宜しくお願いします。
【2022.10.04 みんカラブログ投稿】
先月から始めた20周年リフレッシュ第二弾
・ハイブリッドバッテリー交換
・クァンタムソレノイドバルブ装着
この2つの目的で、先日京都府綾部市にあるプリウス専門店、共栄ジャパンへ行って来ました
ハイブリッドバッテリー交換は新車以来初めてで20年26万km寿命を迎えることなく共に歩んできましたが、初代プリウスオーナーの間では有名な「プリウスマニアの掲示板」に20周年の投稿をした時にいつもオフ会で色々とアドバイスしてくれる10プリウスオーナーさんから、ハイブリッドバッテリー交換を奨めて頂きました
その理由としては、11プリウスは個体数が少ない上に、10プリウスほど頻繁に交換時期を迎えないことから、廃番・欠品になる時期は10プリウスよりも早い可能性が高いので、今のうちに交換しておくべきだとのことでした
また、交換をトヨタディーラーではなく、プリウス専門店の共栄ジャパンでお願いした理由は、交換風景の写真撮影が出来るということからです
共栄ジャパンでは多くのプリウスのハイブリッドバッテリー交換をしてきたそうですが、11プリウスは共栄ジャパン史上初だったそうで、オーナーとして少しニンマリしてしまいましたw
ハーネスやパネル類を外して旧バッテリーを下ろすまでは意外と簡単そうでしたが、その後センサーやコネクタ類を旧バッテリーから新バッテリーに移植する作業が特に大変そうでした
整備士の方に聞くと、20プリウスよりもセンサーの数は明らかに多かったとのことです
やはり、初代プリウスは世界初の試みだっただけに、こういう所でも造り込みを感じますね
センサー類移植中に目に付いたのは、各セルに刻印されている製造記号です
調べてもらうと、
旧バッテリーのセルは全て2002年7月製造
新バッテリーのセルは全て2022年7月製造
リビルトなので、製造時期の違うセルが混在しているのかと思いきや、全て新品のセルに交換されていました
これも、ハイブリッドバッテリー交換を奨めて頂いた10プリウスオーナーさんが言っていた、リビルト出来るほどの個体数が出回っていないという事に通ずるのかも知れません
でも、全て新品セルということなので、長寿命が期待出来そうです
ちなみに、旧バッテリーのほぼ全セルから電解液のようなものがしみ出していました
液漏れでしょうか
この状態で日々26km/Lなんて超燃費記録していたんですから驚きです
ハイブリッドバッテリー交換作業と並行して、クアンタムソレノイド装着をしてもらいました
クァンタムソレノイドとは可変バルブタイミングシステムの効率化を図るパーツで、初代プリウスの苦手とする坂道などで快適に走れるようになるのではないかと思い、今回装着してもらいました
帰宅途中に何ヶ所も坂道がありましたが、今までの3倍ぐらいのパワーアップが実現出来ているのではないかと感じました
ちなみに、帰宅直後のEMV燃費は24.6km/Lでした
ほぼ高速道路という状況で今までは20~21km/Lぐらいだったので、この燃費はかなり向上したといえますね
ハイブリッドバッテリー交換で燃費が向上し、クァンタムソレノイドバルブの装着でパワーアップし、20周年リフレッシュの一環として行った今回の整備、大満足です