かずさんが投稿したカスタム事例
2020年03月13日 02時38分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いのプレオがエンジンチェックランプが点いたので診てみました。
電話で詳しく現状を聞くとまずエンジンは調子よくスムーズに回り走行時も加速もしスムーズに回転も上がる、ただアイドリング時に排気ガスねか臭いがきつい気がするというのでクランク、カムシャフト、ノックセンサー等ではなくO2センサーだと判断し知り合いの解体屋さんにプレオが入庫していたので分けてもらい交換します。
まず交換作業をするプレオはSC付きなのでインタークーラーを外します。
ドナー車はSC付きでないNA車なので何も外さずセンサーが外せたのですが作業する車両はSC付きなので導入板が邪魔をして作業が出来ません。
導入板を外すにはフロントバンパーも外さないといけないので追加でフロントバンパーも外します。
フロントバンパーを外したので作業スペースが出来ました。
O2センサーを外そうとしたらプレオには遮熱板にO2センサーのカバーが付いていてしかも固定ボルトが熱害腐食の為ネジが緩まず仕方ないのでカバーを破壊し工具が入るようにします。
カバーを破壊したらセンサーを外す工具を使いO2センサーを外します。
外したセンサーです。
プレオは前期/後期で2Pか4Pカプラーとセンサーのカプラーのタイプと値段が変わるので注文するときに注意します。
センサー部分を見ると異様に焼けていたりしていないので見た目では判別は難しいです。
4Pカプラーのセンサーの場合センサーにヒーターが内蔵されているのでセンサー自体が悪くなくてもヒーター部分が悪くてもセンサー異常として判断されてチェックランプが点灯します。
中古のセンサーを取り付けます。
外したインタークーラーを取り付けてインテーク関係が問題なく取り付けれているか確認します。
しかしインタークーラー、導入板、フロントバンパーを外すと流石に邪魔するものがないので作業はしやすいですね。
インテーク関係に問題がなければエンジンをかけてみます。エンジンチェックランプは点きませんでした。
あとは外した導入板、フロントバンパーを取り付けてもう一度エンジンをかけて暖気しチェックランプが点かないか、走行してもチェックランプが点かないか確認して点灯しなければ作業終了です。
チェックランプが点いてもエンジンが調子よく回り走行に問題なければ暫くはいいですが燃費が悪くなり停車時の排気ガスも濃くなり車にも人体にも良くないのでチェックランプが点いたらディーラーに持ち込みダイアグを使ってTCコードを調べてもらい早急に交換するようにしてください。