NSXのわかな@weisseさんが投稿したカスタム事例
2021年03月18日 06時02分
東海地方を中心とするNSXのオーナーズクラブweisse(ヴァイス)の広報担当わかな です。 毎月 第2土曜日 鞍ヶ池ミーティングを開催しています。お気軽にご参加ください。(雨天延期) みんカラ、インスタ、ツイッターもやってます。よろしくお願いします。
3/3のお昼頃に
オートトレンドの主催者の方から
突然20台の展示のオファーがありました。
まず今井板金さんへ電話
「3/12までにできますか」
今井さん「うーん、微妙だね」
この話をふゆきさんにすると
「まだ2次エアーのとこで変に吸ってるから
オイルキャッチタンクつけなきゃ長くは動かせない。
急いでもらっても展示はできないから」
との答えが
で、そのまま今井さんに伝えたんです。
わかったと言ってくれたのに
なんかめちゃくちゃ急ピッチで作業が
進んでいるみたいで。。。
3/5に聞きました。
わかな「もしかして、間に合わせようとしてます?」
今井さん「もし土曜日に渡せれば日曜日に作業して
もしかしたら展示できるかもしれないでしょう?」
金曜のうちにリアハッチもついてしまったのです。
私はふゆきさんに電話をして
この話を伝えました。
ふゆき「分かった。来週三連休とるわ」
なんかこう、覚悟を決めたおじさんの声
かっこよかったです。
そして、3/6の土曜日の夜
本当に最後の最後まで直してたし
私たちが行ってもまだテールの位置直してたし
職人さんたちが最後の最後まで
最高の出来上がりを渡すという意気込みで
やっていることを感じました。
今井板金さんの事務所横には
塗装担当が最も恐れる場所があります。
水銀燈が4つあるめちゃくちゃ明るい
最終チェックの場所。
いやーーーーもうね
どこをどう見てもめっちゃくちゃに綺麗で
ため息が出るばかりでした。
引き取りに行ったら泣いちゃうかなって思ってたんですよ。
もうね。笑顔しか出ませんでした。
そして、部品などを積んだインプを運転する私の前を
ふゆきさんがNSXで走って帰りました。
夢にまで見たこの光景。
で、家の前まできて
ふゆきさんがNSXの中からリモンコンでシャッタをあけて
これまで通り頭からガレージへ
涙が出たのはこの瞬間。
ずっと、つぶれたNSXを見ながら生活するのがつらくて
それまでとは反対方向のお尻側をリビングに向けて
この2年シルバーのNSXを眺めて生活してきました。
そうか。。。もう、頭から入れれるんだ
インプをガレージ前に止めて
ふゆきさんの元へ走ると
ふゆき「やっと。。。戻ってきたね。」
泣いとるやん。ふゆきさんも泣いとるやん!!
しばらくこーやって
ずーっとふたりで眺めていました。
今井板金さんのあの水銀燈の下より
うちのガレージのがめちゃくちゃ綺麗に見えるんだもん。
あの水銀燈のシビアさといったらないねなんて
ふたりで話しながら
ずっとずっとみていました。
次の日
エキマニマフラーを自宅ガレージで
気合いで交換
水曜日
エアクリーナーとボックスをつけて
写真ないけどオイルキャッチタンクもつけました
新しいタイヤホイールをつけて
アライメントをとりました。
ブレンボ交換を試みるも断念
残りの時間は隅々まで
綺麗にすることに費やしました。
金曜の朝
雨が降る前にポートメッセなごやに
搬入となりました。
まぁまだまだ実を言うと
ブレンボ以外にも
フルバケシートも張り替えにだしているし
内装まだついてて空燃費計とかプラプラだし
まだまだぜんっぜん完成じゃないんです。
でもでもでも
こんな地味な車があんなにも華々しい舞台で
復活できたことはもうなんだか
運命なの?と思えてしまうような
なんかもうホントみんなありがとうとしか言えない
本当に本当にたくさんのお友達に
支えてもらってこの2年3ヶ月を乗り越えました。
なんかもう、ほんとに
私の人脈だけで出来上がったような車です。
ふゆきさんじゃなくて『わたしの』ねww
というわけで、まだまだ完成まで
いろいろといろいろといろいろと
やらなきゃいけないんですが
2人で頑張ります!!
余談ですが
このカーチューンのコメントで
板金屋さんのカメラの腕が上がっていると
話題になった写真は引き取りの時に
私が撮った写真でした。
私のiPhoneが12proなので
その違いは歴然だったようです。
iPhoneすげぇ。
また毎日こーやってリビングから
NSXを眺める日々が戻ってきました。