RS6 アバントの名機と言われるエンジンについてに関するカスタム事例
2021年01月26日 21時32分
週間Seven Stars🌟
増刊号
この世には名機と呼ばれるエンジンが存在する
トヨタならアレ
日産ならコレ
スバルならソレ
マツダなら勿論アレ
三菱ならジェットエンジン
AMGなら最後の6.3リッターのアレなり
MならSなんちゃら
ポーシェなら歴代全て
あんまこの車以外の知識無いんで各々想像しといて下さい
他車に余り興味も無く調べる事も少ないけれど嫌でも耳にする名機と呼ばれるエンジンや車
「ではアウディでは?」
"クワトロ"
はい、それ駆動方式🥲
耳にするのは4駆と排気量ぐらい
「アレに乗ってたエンジンをこれに」
そのエンジンの名前は?
聞いた事は無い🥲
この車のエンジン型式は
「BCY」
勿論誰も知らない。
2000年代前半、多分世界で一番速いワゴンであったこの車のエンジン。
当時のS6やS8に採用されていた1気筒5バルブ、可変バルタイ 4.2リッターV型8気筒DOHC 40バルブ 360馬力 トルク43kg
そのエンジンをF1等でお馴染みのレーシングエンジンビルダー "コスワース " と、現在の Audi Sports GmbH の前身 "クワトロGmbH" が世界最速ワゴンを世に送り出す為にガッチリタッグを組んで製作
排気量は4.2リッターとそのままに、恐らくそれ以前に発売されたRS4と同じくエンジン内部、吸気ポート形状やシリンダーヘッドを新開発、コンロッドやピストンにも強化し手を加えて過給で増大する混合気にも対応
(この内容だけでも十二分に名機と言われても差し支えは無い)
更にその強化、新開発された4200ccのエンジンを
"ツインターボ化"
瞬間排気量を7.2リッターまで押し上げる当時の世界にあるどのツインターボ車よりも高出力、高トルクの450馬力、トルク57kgまで押し上げたモンスターエンジンを造り上げた
勿論、twinturbo化される事でフロント両サイドにインタークーラー、ラジエーターを二機ずつ増設して、間違い無く悩まされるであろう熱害も市販出来るレベルまでには対策
エンジンのみならず冷却系全般まで完全に仕上げられたこの車の心臓部
その強烈にトルクフルな中心部を受け止める足回り、ブレーキ、果てはヘッドライトの形状に至るまでベースのa6には似せて作っただけで全て専用設計
外観で変わって見える所と言えば当時としては極太前後通しの19インチ、9J、255のタイヤとフロントに8ポットキャリパーを入れたいが為に小ぶりに張り出したフェンダー ぐらい
市販のチューニングパーツで武装し、メーカーが想定した安全マージンを削れるだけ削る車も勿論"漢"ですが、
このエンジン含め周辺機器全てを莫大な予算をかけてその道の専門家達がデータを取り、try &errorを繰り返し、時には家にまでその問題を持ち帰り大事な休日も返上してこのエンジンと向き合って造り上げられたと想像するに難くは無い
"前人未到の領域
5人家族で300キロの世界へ
世界最速のワゴン"を世に送り出す為に。"
私はこの無名の「BCY」と言う型式のエンジン、
名機だと思いますが、皆さんどう思いますか?
え?、興味無い?🥲わら
このエンジン、全開のまま18万キロを超えました。
オーバーホールはしてません
6万キロ毎の重整備タイベル等、ミッションその他油脂類、足回りダンパーリフレッシュ、燃料ポンプ、クラ角センサー、スターター、オルタ等予防的も含めて交換
そうですね
普通の事です、チューニングカー以前の問題ですし
たぶんこのエンジンだけでは無く全ての車の肝はオイル
市販するとしたらリッター7000円以上と言われる高品質なスペシャルオイル
内容成分も開示されずに勧められるがままずっとこれ、8リッター、約1万キロ毎に交換
交換後ほぼ変化を体感出来ないオイル
それはすげー事だと以前気付かされました
劣化したであろうオイルや添加剤が交換時期まで性能を保ってると
超ポジティブ思考。
(オイルについては宗教と同じで各々考えは有ると思いますが使ってみて本人が納得出来るオイルが一番です)
エンジン含め周辺からは勿論熱量と経年でシール類の劣化からの漏れは有ります
ただ、ある程度気をつけているレベルの維持でこのエンジン性能をたぶん9割は維持出来てます
新車から5万キロ、10万キロで10分、20分の最高速全開当たり前、
20年、20万キロを目の前にしてストレス無く数十分全開踏みちぎれる
OH無しでの耐久性は個人的に名機の絶対条件だと思います
10万キロ踏み続けただけでエンジン内部のアレがコレが、、
大金がかかる腰下含むエンジンそのもののメンテナンス、維持できる人を選び過ぎです。
それでも維持したくなるのも名機の条件、
全て人それぞれ
「Audiの大抵の車種は新旧問わず混合気にオイルが混じって夏でもマフラーから白煙が…」
この辺の事を投稿で書いた辺りからこのテーマについて考えてましたが、これですっきりしました
「どうせ趣味の車に金と時間と手間をかけるなら
自分はヒストリーのある車に乗りたい」
「そのヒストリー、無いなら自分で作れば良い」
笑。
「あの車乗ってた時はこんな所行ったな、あんな事あったな、子供がまだこのくらいの大きさでガラスを手垢だらけにしてくれたよなぁ。」
それも違う意味でヒストリー😊
自分の好きな車を自分が楽しく乗ったらええですわね😊
"乗るからには出来るだけ"ってだけですね
あ、強烈な限界速度の後に聞き慣れない異音が腹下のどこかからするんですが
この投稿がフラグですかね?🥲わら
どこの車雑誌も特集組んでくれないんで今回はカーグラ風に纏めましたが、
素敵な写真ばかりでしたね?^ω^)わら
では皆さんまたどこかで
Seven Stars🌟でした🙌
*本文の内容は裏の取り切れてない眉唾情報も混じってますので悪しからず
新車で買ったオーナー様が「そーなんだ」の一言で終わる内容です