インプレッサ WRXのJimmyさんが投稿したカスタム事例
2023年03月07日 22時25分
2022/11月頃
サーキット走行等でどうしても不満があったのがGDA純正キャリパー(通称赤キャリ)。GDBなら立派なブレンボなんですが。ローターサイズが小さいので、パッドを強化しても制動力不足だし、すぐにエア噛むし、ローターは熱ですぐ歪むし。特にローター交換は費用も馬鹿にならないので、思い切ってブレーキシステム一新に踏み切りました。
お金があればENDLESSなんでしょうが、さすがに手が届かないので、GDB純正ブレンボの流用を考えて某オクを徘徊していたところ、BL/BP系レガシィ用のロータスブレンボ流用キットを発見!前後セットで、リアはGDBの純正ブレンボ流用キットでした。
GDAのキャリパー交換にあたっては、フロント周りは歴代インプレッサやレガシィと寸法が同じなのですが、リアに関してはキャリパーの取付ピッチはGDBと共通、しかしデフから先がGDBと異なり(GDBのリアデフはR180、GDAはR160)、サイドブレーキドラム径が合わないため、GDB用のローターの流用は不可となります。
この時発見したキットには、GDB用リアキャリパーをレガシィに流用するためのブラケットが付属していました。このブラケットを外せばGDAにも付くはず。またBL系レガシィのリアデフはR160であり、サイドのドラム径もGDAと共通のため、付属のローターがGDAに使えると予想しました。
ここまで考えた後に、ポチる以外の選択肢がありませんでしたw
結果は写真の通り、ほぼポン付けでした。ネットで色々調べた甲斐があった…!ローター径の拡大により(F292mm→330mm,R287mm→316mm)、バックプレートの一部加工は必要でした。
スポークの間から覗くシルバーのキャリパーがイケてます。最高です。
ちなみにロータスブレンボといえば一昔前は軽量キャリパーとして有名だったそうで、ローターと併せて軽くもなりました。ただしオーナーは鈍感なので、バネ下軽量化の効果は感じられませんでしたw
肝心の効きと耐久性については段違いに向上しました。特にハードブレーキングを連発してもエア噛みが起きないこと、ジャダーが出ないことが嬉しいです。長い目で見るとお財布にも優しい?はず。大満足の一品です。
ただし、、フロントはプチパッド難民になりました。ロータスブレンボはフェラーリ360モデナと共通なので、モデナ用のパッドを探すことに。なかなか在庫品が見つからないので、いくつかストックしています。