スイフトスポーツのサーキット・サーキット走行・スイスポ・スイフト・swiftsportに関するカスタム事例
2024年08月06日 12時45分
またまた久々の投稿となります。
スイフトZC33Sでのサーキット走行2023-24シーズンの振り返りでも行おうと思います。
22-23シーズンは Attack筑波に出る! ノーマルタービン&ラジアルタイヤで筑波2秒台! なんて2つの目標で頑張りましたが、23-24シーズンはどこまで行けるかの挑戦となりました。
その為車両もしっかりアップデートを行いました。
アップデートその1
ALIENTECH AT-36BBタービン
ノーマルタービン縛りからAT-36BBタービンへの変更を行いました。もちろんタービンを変えるだけでは速くなりませんので、ECUもALIENTECHさんのデータでしっかりと現車セッティングまで行いました。
Middleブースト、Hiブースト、Maxブーストと3データで走行しました。一般的にサーキット走行を楽しんで速く走りたい方ならMiddleブーストで。これでもノーマルタービンHiブーストと比べるとかなり速いです。ピークブーストは1.6。仲間内でフル内装ロールバー有りMiddleブーストで筑波2秒台は平気で出ています。
Hiブーストはさらに上を行きます。現在私はこちらのデータを常用しております。ピークブーストは1.8。かなり追い込まれたデータですが、速さはピカイチです。ピークブーストの数値を見ても既にマージンをかなり削ったデータであるのはお分かり頂けるかと、、
筑波でのスーパーラップ方式のタイムアタック用に作って頂いたデータがMaxブースト。ピークブーストは変わらないものの中低速域での立ち上がりをかなり強化したブロー覚悟のマージン無しデータです。ノーマルエンジン、ポン付けタービンでできる限界まで追い込んだデータです。こちらはここぞと言う時だけデータを切り替えて使用しております。
アップデートその2
RISE YOKOHAMA カーボンルーフ
ルーフをカーボンに変更致しました。CFラボさんのインフュージョンカーボン製で鉄ルーフよりも重量が軽くなり低重心化する事ができます。ルーフのハイトが高いスイフトではコーナーの腰高感を如何に消すかがタイムアップに繋がります。
鉄ルーフから約6キロの軽量化が可能です。
元々、赤黒ツートンでしたのでパッと見分かりませんが、しっかりカーボンです笑
アップデートその3
Garage Kagotani フロントアンダーウイングTyre2
元々は自作の大型アンダーパネルを装着しておりましたが、よりダウンフォースを稼ぐためにGarage Kagotaniのフロントアンダーウイングを導入しました。FRP製です。価格もこういった形状のアンダーパネルの中では比較的安価で効果も素晴らしいです。ですが、取り付けるステーの作成にはかなり苦労をしました。効きすぎるので生半可な取り付けだと走行風圧でバタついてしまったり、最悪の場合脱落してしまいます。何度かバタつき症状も出ましたが、都度改良し現在は富士スピードウェイのストレートでも問題なく走行出来ました。
アップデートその4
ロールバーのBピラー溶接留め
カーボンルーフ化でルーフ部を切ってしまい、箱の剛性を上げるために既存の4点式ロールバーをBピラー部で溶接留めを行いました。軋み等がなくなり箱剛性が明らかに上がりました。
2023/9/6の時点で車重は882kg。エアコン撤去やカーボンルーフ化等で若干の軽量化に成功。
このような布陣で2023-2024シーズンは走行を行いました。
まずは地方のサーキットからです。
毎年恒例の広島TSタカタサーキット
time 57.036(2023/11/24)
使用タイヤ
F RE-71RS 255/40R17
R A08B 225/45R17
ラジアルタイヤでの車種別ランキング2番手になりました。同遠征でA050GSも持ち込みましたが、こちらは不発、、
続いて愛知県へ
美浜サーキット
time 43.531(2023/12/30)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
実はタカタサーキット走行から12/1、12/3と立て続けに筑波サーキットを走行しておりましたが、12/3の日にエンジンブロー、、、
23-24シーズンは諦めかと思いましたが、急ピッチでエンジンを載せ替え年末の愛知遠征に間に合わせました。
まだ万全な状態ではありませんでしたが、そんな中で記録したこちらのタイムはスイフト初の43秒台且つ、車種別レコードタイムとなりました。
スパ西浦モーターパーク
time 56.657(2024/2/28)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
スパ西浦も年末愛知遠征で訪れその際に57.1と車種別レコードを出しておりましたが、そのタイムを更新され再度更新すべく2月にリベンジに行きました。筑波でいい雰囲気だったストローク殺しセットがここでは大ハズレで思いの外タイムが伸びず、レコードタイムまで約0.1秒届きませんでした。
オートランド作手
time 29.714(2024/3/30)
使用タイヤ
F RE-71RS 255/40R17
R A08B SpecG 225/45R17
元々苦手そうで食わず嫌いをしていたコースでしたが、1度ぐらいは行ってみてもいいかなと思い行ってみました。やはり好きじゃないコースでした笑 初見で28秒台スーペリアはマストだと思っていましたが全く届かず、、 タイヤがいい状態ならもうちょいタイムでたんですかね? もう行かないです笑
続いて福井県、タカスサーキット
time 1'02.640(2024/3/24)
使用タイヤ
F KUMUHO V700 255/40R17
R A08B SpecG 225/45R17
タカスサーキットで行われたスイフト最速決定戦に参加してきました。仲間内ととりあえず遊び感覚で参加しましたが、なんとびっくり初見で車種別レコードタイムを1秒近く更新してしまいました、、笑
車速が載るコースでうちの車両の得意分野だったみたいです! 冬場は融雪剤で錆びるしなかなかしんどい距離だったのでこのレコードタイムを更新される事があればまた行こうかなと思います。
続いて、静岡県へ
富士スピードウェイ 本コース
time 1'59.087(2024/3/4)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
富士の本コースはFuji-1GPという耐久レースでしか走った事が無かった為、タイムアタックしたらどれぐらいのタイムが出るのか興味本位で走ってみました!
58秒台には届かなかったものの、セクターベストが届けば58.5までは行けそうでしたので来季に57秒台目指してまた挑戦したいと思います💪
富士スピードウェイ ショートコース
time 33.980(2024/4/2)
使用タイヤ
F RE-71RS 255/40R17
R A08B SpecG 225/45R17
来季のスイフトマイスター戦に向けてライセンスを取得し、1ヒートだけ走行してみました。完全初見でしたが33秒台まではいけました。今後、何度か練習を行いスイフトマイスター戦のレギュレーションであるラジアルタイヤ縛りで32秒台を目指したいです!
続いて千葉県、袖ヶ浦フォレストレースウェイ
time 1'11.839(2024/3/16)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
住まいから筑波サーキットと肩を並べるほど近いサーキットでしたが、ライセンスを所有していなかったり、走行会があまり無いことから走行する機会が無かったコースでしたが、よく参加させて頂いている走行会で開催されたので走ってきました。
こちらも初走行でしたが思っていたよりタイムが出て11秒台に。空力のある車両には得意なコースなようです。
栃木県、日光サーキット
time 37.879(2024/2/3)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
日光サーキットも毎シーズン1度は走行するサーキットの1つです。ノーマルタービン時代で38秒には入っていたので、タービン交換で37秒台は妥当なタイムかなと、、一応現時点では車種別レコードタイムになるようですが、こちらのサーキットは私は割と苦手意識が強く、私よりも玄人の方が沢山いらっしゃるので遅かれ早かれ抜かれてしまうかと、、
埼玉県、本庄サーキット
time 42.098(2024/1/3)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
こちらもなんやかんやで毎シーズン1度は走っているコースです。私のサーキットデビューのコースで、初走行なんかは55秒台とかだったと思います笑
スイフトで41秒台を本気で目指していましたが、この時もエンジンブロー明けのまだ万全じゃない状態だった事もありギリギリ届きませんでした。
車種別レコードタイムではありますがもう一声タイムを伸ばしていきたいです。
いよいよホームコースです。
茨城県、筑波サーキットTC1000
time 37.835(2024/1/30)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
サーキット走行の練習はひたすらこのコースで積みました。私にとってのホームです。他のコースに行くようになってしまい行く機会が減ってしまいましたが、車両のテストを行ったり気軽に走ったりするにはここのコースを選びます!
スーパーラップ方式の走行会で本気でタイム狙いで走行しました。37秒台は個人的にはかなり満足度の高いタイムだと思っております。もちろんこちらも車種別レコードタイムです!
筑波サーキット TC2000
time 1'00.445(2024/1/28)
使用タイヤ
F A050 GS 255/40R17
R A050 GS 225/45R17
等車両はTC2000メインで作成した車両です。TC2000でのこのタイムはプライベーターでは最速で、0秒台は私しかおりません。
ZC33Sの市販車ベースで見ると
LAILEさん 59.530
TM Squareさん 59.538
私 1'00.445
RISE YOKOHAMAさん 1'00.497
Topfuelさん 1'00.695
とプロのドライブするショップさんのデモカーと遜色のないタイムを記録することが出来ました。本当は59秒台に入れたい所でしたが力及ばずこちらのタイム止まりとなってしまいました。2024-2025シーズンも引き続き59秒台目指して猛進して行く所存ですが、大きな車両アップデート等一切無く自身はありません、、笑
現在、2024-2025シーズンに向けて少しずつではありますが車両の準備を進めている最中でございます。
今後とも応援、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します!