エクストレイルのT31エクストレイル・ステアリングスイッチ取付・ハンドルスイッチ取付・イルミネーション追加・DNT31 エクストレイルに関するカスタム事例
2022年07月17日 21時11分
他サイト含め先人の方々の整備記録やカスタマイズ記録のお世話になってきました。メンテナンスやパーツの流用など、古い車ですがどなたかの役に立てば。 情報交換も楽しみにしております。基本的には投稿有る方はリフォロー致しますので皆様宜しくお願いします。
さて!ステアリングスイッチの取り付けです。
前述のようにみんカラのユーザーさんの記述を頼りに取り付けしましたが情報が断片的で取り付け前は仕組みがよく解らず。
ならばここだけ見れば着くぜ?くらいの記事にしてみようと。つまり、長いです(笑)
必要なのは
・10mmソケット(バッテリーの端子を外すだけ)
・電工ペンチ(出来れば精度の高いもの)
・プラスドライバー
・T27 ないし T30のソケット
・精密のマイナスや先の尖ったもの(千枚通し等)
・0.5sqの配線
・ステアリングスイッチ本体
純正品番25550-JH10C
・カプラーに追加する配線の為の端子2種類
#1 025型I/メス端子(Tyco) [025I-TF(T)]
#2 矢崎総業製040シリーズメス端子/F040
有った方が便利なのは
・配線ガイド
・マスキングテープ
・配線保護チューブ5φ
以上です。
さて、着けますか!
いきなり写真と違って申し訳ないのですが最初にすることはバッテリーのマイナス端子を外すこと。
作業中にホーンの誤作動防止とエアバッグのコネクターを抜く必要があるので防爆の為にマイナス端子を外し放電させるため5分ほど放置してから実際の作業に移ります。
んで、写真の位置ステアリング本体の左右にめくら蓋があってその下に弄り防止のトルクスのナットがあります。
コイツを外す必要があるのですが罠が2つ。
1つはみんカラだと皆さんT30だと記載されているのですが私のDNT-31はT27でした😥
なのでここは現物合わせをして下さい。
普通のT27ではなくトルクスのT27。
もう1つの罠は滅茶苦茶硬く締まってること!
ナットにはロックタイトが塗ってあり、みんカラでも何人かいらっしゃいましたが半端な工具でやるとナメます。
そんで周りのカバーのせいで抜くのがもの凄く大変になる。
普通のラチェットじゃトルク足りなかろう、ということで長めのスピンナーハンドル。
ソケットはアストロのビットソケットいじり止めヘックスローブ T27を使用。
くどいようですがT27かT30かは現物確認して下さい。
念には念を、でロックタイトを柔らかくするためにはんだゴテ導入。お陰様ですんなり緩みました。
抜けたぜ~。
ステアリングスイッチを増設するにあたって一番大変かつきちんと用意をしないと泣きを見るのはこのボルト抜きかと思います。
ボルトが抜けるとホーンパッド部分がごそっと抜けます。
エアバッグのケーブルとスイッチのケーブルが刺さってますのでここは慎重に。
○で囲った黒いプラ部品がエアバッグのコネクターのロック位置です。溝があるのでここを先の細いもので持ち上げるとロック解除されエアバッグのコネクターが外れます。
残りは赤丸のホーンの配線と青丸のコネクター。これらを外す。
そうするとホーンパッド部分がフリーになりますのでここで新設するスイッチ、25550-JH10Cに入れ替えます。
写真が無くて申し訳ないのですがプラスビス4本で止まってますので外して新しいスイッチに入れ換える。
その後は全てのコネクターと配線を元に戻し、配線捻れや挟みに注意しながら元の位置へ。
苦労して外したあのトルクスも締めて戻してやります。
つまりここでホーンパッド下の作業は終わり。
ここから配線のセクションです。
これまた写真無くて申し訳ないですがステアリング下のカバーとキースイッチ周りのカバーを外します。
キースイッチ周りのカバーを外し、ステアリング位置調整レバーをフリーにしてから シート側にあるプラスビス2本を外すことでカバーが外れます。
で、写真の位置。
黄色と灰色のカプラーが隣接してますが灰色のカプラーを外します。
ロックが結構硬いので爪折れに注意。
カプラーを抜くとこんな感じ。
3本既存で刺さってますがこれが先ほど追加した新設のスイッチから来ているカプラーになります。
自分のDNT-31の場合はクルーズコントロールが元々付いているので3本ですがクルコン無し車の場合はホーンの配線のみで1本しかないかと。
つまり刺さってる本数は車種によりますがクルコン無し車の場合もここから先の手順でステアリングスイッチ動作、イルミネーション点灯します。
更に配線を2本加えればクルーズコントロールも使用可能に。
やらなきゃ損ダス!!(笑)
そしてこれがスイッチ側のカプラー。7本接続されてますね。
スイッチ側が7本接続
自分の場合ハンドル下がクルコン用2本とホーン1本の合計3本接続
つまり4本足りない。
この足りない4本を追加してやればステアリングスイッチが使えて元々点かないイルミネーションも点くようになる訳です。
クルコン無し車の場合は6本追加すればOK。
ここはみんカラのTAKA・MUさんの記事中の配線図を参考にさせて頂きました。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1524713/car/1124428/1930861/note.aspx
ここからハンドル下カプラーの配線に入ります。必要なのは画像の
矢崎総業製040シリーズメス端子/F040
非防水の方です。
指先で指し示した位置にロックがありますのでこれを精密のマイナス等で持ち上げてロック解除。
端子が入りやすくなります。
端子の向きはこう、、、だったはず😅
確認しながら正しい位置に配線を追加していきますが配線については0.5sqでないとカプラーに刺さりませんのでご注意を。
一度端子を差し込むと抜くのは結構面倒なので端子のカシメは確実に。
また、解除したカプラーのロックは押して元に戻して下さい。
クルコン付き車の場合、追加する配線は以下の4つになります。
1 イルミネーション電源
2 ステアリングスイッチGND(アース)
3 ステアリングスイッチ1
4 ステアリングスイッチ2
2のステアリングスイッチGND(アース)についてはボディアースへ。
各配線の追加位置は前述のリンクさせて頂いた記事や配線図、それから
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1481030/car/1086154/2112543/note.aspx
上記のたーちゃさんの記事を参照させて頂きました。
これが今回追加した配線になります。
配線色は純正に合わせるべきかと思いましたが準備が面倒な事もあり、今回は手持ちの赤と黒を使って各ケーブルに配線内容をマスキングテープに書いて貼るに留めました。
ここから先は純正の20Pカプラーへの配線になります。
ハンドル下のカプラーから配線ガイドでナビ裏まで引き回します。
距離は殆ど無く余裕を持って配線しても大凡60cm程度。
車体側のナビ及びオーディオに繋がる純正の20Pカプラーは品番がTH18FW-CS2で、これに使用される端子は025型I/メス端(Tyco) [025I-TF(T)]になります。
余談ですがこのカプラーと端子の品番が探すの滅茶苦茶大変でした。
恐らく殆どの方は矢崎の端子まではたどり着いても純正20Pカプラー側の端子までは見つからずにエレクトロタップを使っていたのでは?
025型I/メス端子(Tyco) [025I-TF(T)]さえ購入できれば純正や取り付けキットの配線を傷付けずに追加出来ます!!
端子についてはこれまたみんカラのカニ蔵さん
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1700013/car/1538158/4460069/note.aspx
の記事を参照しました。
車両側の20Pについてはこんな感じです。
画像の1番がイルミネーション電源になります。
ここにハンドル下から延長してきた配線をカプラーのロックを外してから入れて行く訳ですが純正ナビだとステアリングスイッチも一部しか使えない模様。
更に純正ナビ側にはステアリングスイッチのアースが来ていないのでスイッチを光らせるだけならここでカプラーに差し込まずにボディーアースします。
今回はナビも入れ替えるので社外の配線キットを。
楽天やAmazonで車種専用の安い配線キットが数多出ていますがキットによってはステアリングリモコンのピンが空いたものがあります(純正側が空いているから)のでご注意を。
今回は画像のエーモン オーディアのオーディオハーネス2223を使用。
純正側の20ピンと照らし合わせる事で簡単に追加配線出来ました。
で、これが
こうなって
こう!!!
イルミネーションが点くだけでも嬉しいもの。
後は、、、オーディオ待ちです(笑)
半導体不足ヤバし。
事前の煽り通りこのページだけで取付が出来た方が1人でもいらっしゃれば幸せです。