ミゼットのGBsys-Hさんが投稿したカスタム事例
2018年11月15日 22時12分
前回からの投稿の続きです 仕上がりに納得できず、車幅を拡大するカスタマイズを行いました この画像は塗装を終え、磨きを行った直後です
作業工程をご紹介しますので、興味がございましたらご覧下さい
まずはホイールの選定です 前6.5J、後7Jの国産ホイールをレストアし、実車に装着して出幅を計測しました ホイールの両端で前が214mm、後ろが236mm拡大と決定しました これに合わせてオーバーフェンダーを加工することになりました
フェンダーの選定は、アーチの大きさ、全体の形状、出幅の具合い等を参考にしました スターレット・ワークスカーのレプリカです 両者のボディー形状が全然違うのでフィッティングには時間がかかりました 前後左右のバランスも難しかったです
フェンダーは前後を逆にして取り付けました
フィッティングは製品に曲がり、反りがあるのでどこかで妥協しなければなりませんでした 接合部はエポキシ接着剤、リベット、ファイバーパテで強力に接合しました
ファイバーパテ、中間パテ、スプレーパテの順で研ぎあげ、塗装を剥いだエッジ部とパテとが均一化するまで丹念に仕上げます 趣味でやってますから納期がありません フェンダー仕上げは延べ1ヵ月位やってました
前周りは特に造形が難しかったです 形状の滑らかさは当然として、マイナスオフセットのホイール+タイヤがステアリングを切った際にフェンダーに当たらないように加工するのが大変でした
リヤフェンダーです こちらはボディー側の加工が難でした 画像がないのが悔やまれます 外から見えない内側のフェンダーを切り上げて鉄板で補強し、リベットと下手くそな溶接で頑丈にしてあります
最終パテを徹底的にキレイに研ぎ出したら マスキングしてプラサフ塗装です これまでの塗装の経験からこのマスキングが非常に重要だと思い知りました 要はキチンとした紙でないとダメなんです
フェンダーの峰でプラサフを切りました マスキングを剥がしたら、ボディー塗装の部分との境目がなくなるようにキレイに研ぎます、同時にボディー塗装部も足付けしてしまいます
あとは上塗りするだけ❗️ 塗装は下地作りが95%位を占めて、その出来映えが仕上がりを決定してしまうようです 誤解されるの嫌だけど塗装なんていい道具があれば楽勝なんです ハッキリといいます簡単です‼️
自衛隊色がなぜ、このオリーブドラブという色なのか少し理解しました 夜は真っ黒で闇に同化、 昼間は木々の緑と同化、悪天候の時は路面や空と同化します
そしてこのような仕上がりになりました
機関や駆動系、足周りなども少しずつお手入れしてあります 画像は割と最近のものです やっと追い付いたので今後は現状を投稿していければと思います どうもありがとうございました