コペンの赤色フラッシャーに関するカスタム事例
2021年09月20日 04時24分
ハザードランプ的なアクセサリーを紹介します。
筐体に都合の良いマークが20個あったのでLED20発にしたかったのですが、手持ちがそれほどなかったので、5発で我慢しました。電池の消耗を考えるとこれくらいの方がよかったのかも。しばらくはこのまま使います。
押入れを整理していたときに発掘したPHSの中継器です。これの筐体を使ってストロボ発光器を作りました。
赤のストックがなかったので、オレンジ色のLED
を使ったのですが、赤に近い上に明るいので、かえってフラッシュ効果が映える感じです。
回路図ですトランジスタは2SAと2SCを使います。モジュールを小さく作ることが出来たので、小さなリポバッテリーと共に筐体に収めることが出来ました。
部品を固定する前のようすです。
固定と言っても基板と電池が安定するように立方体のメラミンスポンジを1つ入れただけですが、穴と部品が割ときっちりだったので接着剤を使わずに済ませました。トグルスイッチも偶然固定されるサイズだったので蓋を閉じたら安定してくれました。
下手な絵ですが、回路の一部分を実体配線図にするとこのようにシンプルなものになります。
抵抗値を手持ちの抵抗器から選びカット&トライで入れ替えて決定しました。苦労の甲斐あってタイマーICやリレーを使ったのとはひと味異なる点滅になりました。
半固定抵抗で好みに合わせてファラッシュの間隔を操作できます。
輝度抑えめですが、夜間やトンネルの中なら十分だと思います。
上図の下半分の部分は、基板のレイアウト図です。小さな基板のホール数を効率よく使う工夫満載です。出来るだけジャンパー線を使わずに済むようにレイアウトしました。
備考
抵抗器ですが、計算して得た値ではなく実験で光具合を見て決めました。もしかすると無駄なものがあるかもしれないです。
サドル後部にぶら下げてみました。市販品と比べると少し大きいのですが、こうすれば自転車のテールランプとしても使えそうです。さらに小さな筐体に組めば違和感なく使えるはずです。