ランサーエボリューションのスタビライザーに関するカスタム事例
2019年03月22日 12時00分
オーバーステア仕様②
※個人的な見解のため、ご参考までに。
我がランエボⅣは、10年前に中古で購入し、元々ある程度社外品パーツが装着されており、その中の一つに前後に『強化スタビライザー』がありました。
スタビライザーは、ロールを抑える役目があり、例えばコーナーを左旋回する際、車体が右側に傾きますので、スタビライザーがあると、ネジレの反力により左側のスプリングを縮めて、車体を平行に保とうとします。
私の場合は…前後共に強化スタビライザーを外して、写真の純正品へ交換しました。
何故かと言いますと…
①私自身、ロール量でコーナー角度を感知しやすく、ステアリングコントロールしやすい。
②スタビライザーを強化すると、タイヤのグリップ力に依存しないとならず、グリップ力が破綻した際…極端なアンダーステアに陥る。
③サスペンションに組み合わさるスプリングレートを、今までよりも柔らかくするため。
フロント側のスタビライザー。
上側が純正、下が強化社外品で、強化品の方が太いのが分かります。
交換の際は、後述するリアに比べて、非常に作業が大変でして、エンジン載せ替え等の重作業ついでに行う方が良いでしょう。
おそらく、単体で作業依頼すると、パーツ代よりも工賃の方が高く付くと思います。
また、純正にしても強化にしても、交換の際はスタビライザーを支持するブラケット(ゴム部分)と、スタビリンクは、必ず新品へ交換する事を強く勧めます。
ゴムがヘタってるのが殆どで、スタビライザーの性能が発揮されません。
リアに関しては、比較的簡単に交換が出来ます。
フロント同様、ブラケットとスタビリンクは、同時交換が望ましいです。