デリカD:5のTDIチューニング・TDI tuning・カスタムへの道・ノッキング・フォロー大歓迎に関するカスタム事例
2019年03月13日 17時30分
デリカカスタムの道 Vol.191
今日はノッキングの話です。
案外、皆さんが知らないのがディーゼルの場合は常にノッキングしながら走ってると言うことです。
ディーゼルエンジンは空気を非常に高い圧縮比で圧縮し、燃焼室を高温高圧状態にし、シリンダー内に軽油を噴射することで着火させてる構造となってます。
一方ガソリンエンジンの場合はプラグによる強制着火なのですが、シリンダー内の温度が高くなりすぎ、燃料が自動的に着火する「自己着火」という現象が起こりカラカラとノッキング音がして、正常な着火を阻害してエンジンに良くないのです。
上で説明したようにディーゼルは自己着火なのでカラカラとノッキング音はするものです。
まぁしっかり踏んでターボを効かして、シリンダー内の温度を上げて、燃料噴射圧を強くすれば今のコモンレール式ならカラカラというノッキング音はほぼ出ないですが、デリカで言うと1500~1800回転で走ってると、ターボもそれほど効いてないので、シリンダー内の温度も低め、燃料噴射圧もそれほど上がらないのでカラカラとノッキング音が出ますよね!
でもディーゼルは構造的にノッキングは常に発生するものなので、カラカラというノッキング音にはガソリンエンジンほど神経質にならなくて良いと思いますよ!
…to be continue