LSのDIY・板金塗装修理に関するカスタム事例
2023年10月17日 08時32分
前回の投稿からずっと保留のままにしていた板金編を本日投稿したのには理由があります。
YouTubeでaki 326さんが投稿されたLさんの車両紹介動画を拝見させて頂いて販売した車屋が非常に悪質で他人事に思えず何か自分ができる事は無いかと思い今回の板金編を投稿する事にしました。
Lさんも、自身で修理されるとの事ですので、時間はかかりましたがもっと状態が悪かった私の車両でもここまで仕上げ現状を、維持しておりますのですので励みにしていただければ幸いです。
この車両を購入して約2年が過ぎもうすぐ2度目の車検が近づいてきました。
購入当時、車検切れまで6日でしたので急ピッチで名義変更だけしました。
足回り、電子系等色々とトラブルだらけでしたので車検も40日位かかりました。
外装もエアロは以前投稿した内容の通り壊滅的状態で右側面はほぼ板金塗装しました。
11月10から入庫し搬出したのが同年の12月28日の4時過ぎだったと記憶してます。
ただ個人間で現車を確認して売ってくださった方も悪い箇所はきちんと正直に説明してくださいましたので双方が納得した形で売買契約はしましたので購入後の紛争事はありません。
自走で引き取りに行き帰り道にABSまで壊れてましたので勾配のきつい下り坂でタイヤがロックしてナチュラルドリフトしたのは今では笑い話です。
社外ブレーキ流石の制動力💦
傷のある部分全てを撮っている訳ではありませんがこんな感じのをこんな感じになりました的な感じで紹介していこうと思います。
運転席右前ドアの傷部分
磨いても下地まで浸食しているので、再塗装です。
外せる部品は全部外します。
30セルシオと違いドアにサイドミラーが付いてますが内張を止めているネジの箇所はほぼ同じですし、アウターハンドル(ドアを開け閉めする取っ手)もほぼ同様でした。
黒いボディーだと伝わり難いと思いますので他の修繕箇所の凹みや傷は赤丸で囲んでます。
内張を外すとこんな感じです。
慣れれば案外簡単ですが元に戻す時は痛めない様に慎重にしたので時間かかりました。
リアフェンダーの裾部分欠損
反対側は無傷なので採寸しながら形成します。
リアドアに貼り付けるブリスターパネル自体の傷も磨いても取れませんでしたのでここも修理します。
右後ろドアはぶつけられた様な凹みがありましたので極力パテを最小限に板金で形成して修理しました。
リアドアの内張を剥がすとこの様な感じです。
内張を剥がすのは30セルシオと同じですがアウターハンドルを取り外すのもフロントとは違いコツがありそこも同じです。
左端リアドアの腐食
錆まで出てますので再発防止の為腐食部分は削り落とし溶接し、形成します。
出来上がった下地がこちら
塗装前のサフェーサーは黒ベースにしました。
私のカラーは212ブラック通称ソリッドカラーと呼ばれるものでパール系の様にぼかしや切り塗りができませんのでたったこれだけのしゃうりでもここまで塗らないといけません。セルシオ クラウンやアルファード プリウスも202と言うカラーが同じ系統です。
フロントガラス横のピラーまで塗装しないといけません。
右側はリアのブリスターパネルからフロントバンパーまで塗装しました。
塗装後大型遠赤外で乾燥させその後一週間寝かせました。
※実質そんなに寝かせなくていいです。
マスキング剥がしていきます。
画像ありませんが最終的に5000番で研磨し、水性コンパウンドで仕上げ内装掃除機で掃除しました。
タイヤはフロントはバーストしたまま放置されており当初フロント左右は純正を履かせてました。
マフラーも純正マフラーおまけしてくれました。
リアもツルツルでしたので前後共にNITTOのG555 255/30/21にしました。
ほとんどエア漏れの無いいいタイヤです。
前回は295/25/21でしたが25扁平ですとアルミ割りそうなのと2本でヨコハマで15万が最安値でしたのでやめました。
何とかフェンダーに収まりました。
メーカー次第では干渉する可能性大なくらいツラツラです。
収まって良かったです。
空気圧は4キロ入れてます。
リアのアルミのオフセットは11J-18にワイトレ20mmです。
メーカーさんであるaimgainの公式HPでは前後26mmと記載してますがフロント26mm リア20mmです。
このキット検討されている方ご注意下さい。
完成直後車高全快にぶち上がった画像しかありませんでしたが完成です。
エアゼロの夜間だとこの様な感じです。
真横のアングルです。