車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年02月03日 23時58分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(33)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“スバル サンバーライトバン 360デラックス K163”です😄
とある草ヒロからとある草ヒロへ移動中の山道、見通しの良い緩いワインディングが続く中を気持ちよく80キロほどで流していたところ……僕の長年の草ヒロ探索歴によって培われてきた草ヒロレーダー(目)は、その一瞬、フェンスと山の隙間に一瞬見えた白い物体を見逃しませんでした。
僕「今草ヒロあった!」 父「え?どこに……」と言った具合で車を停めてもらい、見に行くとそこには確かにかなり良い塩梅の2代目サンバーの姿がありました。
これぞ草ヒロ!な姿をしており、農薬などにも身体を犯されていない、完全に自然に身を任せたような感じの草ヒロで、車種的にはそこまで珍しくないものの大興奮でした。
2代目サンバーといえば3回ほどモデルチェンジを繰り返し、その都度フロントガーニッシュや屋根のコーナーレンズのデザイン、配置がコロコロ変わることで有名ですが、こちらの個体はフロントガーニッシュも屋根のコーナーレンズも付く前の本当に初期の2代目サンバーで、1966年〜1970年に渡り生産されたモデルです。
ベンチレーターのところをよく見ると「出」の文字が・・・。
皆様この字体……何だか見覚えがありませんか?
そう、これは「出光」の「出」の部分です。
恐らく部品やガソリン、灯油の運搬等に使われていたのでしょう。
サビとコケが混在してとても美しい後ろ姿。
足元はブロックで固めてありますが、いつかゴロゴロと崩れてしまいそうで見ていてハラハラしました……(^^;
車内を見ると割れた窓ガラスから新しめのホイールキャップ等が投げ込まれていました。
場所も場所ですから、物置というより恐らくゴミ置き場として使われている(いた)のでしょうね。
こちらのサンバーはこのように山の縁の斜面にへばりつくようにして置かれていました。
通り沿いとはいえ奥まった場所かつ見つかりにくいところにあるので今後も安泰でしょう。