レガシィB4のyuki-be5さんが投稿したカスタム事例
2024年09月19日 20時13分
クラッチスタートキルスイッチを取り付けてみました。
センターパネルのスイッチパネルカバーを削ってスイッチを取り付けます。
平形2極のカプラーで配線を作成します
配線関係に詳しくないですが、今回の配線を簡単に説明するとこんな感じですかね。
左図が取り付け前の状態です。クラッチを踏むことで、クラッチの奥のスイッチが押され通電してエンジンがかかる。
加工後は右図のようになり、追加スイッチをONにすることでクラッチを経由せずに短絡された状態になり、クラッチを踏まなくてもエンジンをかけられます。
追加スイッチをOFFにすれば、取り付け前と同じ流れになります。
ネットで調べてみると追加スイッチを取り付けずに、ただ短絡させているだけの方が多いです。
センターパネルにスイッチ取り付けます。
乗り込んでからスイッチに触れられるよう安全上の理由でステアリング左側に取り付けます。
踏まなくてもかかりました。
クラッチスタート機能は、リモートエンジンスタートの普及でギアを入れたまま遠隔でエンジンをかけた時に、車が動いてしまう事故が多発したため導入されたようです。(Wikipedia調べ)
クラッチスタートキャンセル取り付けのメリット、デメリット(私調べ)
メリット
・車に乗り込まずにエンジンをかけれる
・クラッチの奥のスイッチの故障でエンジンがかけられない時に使える
・1速にギアを入れてクラッチを踏まずにセルを回すとセルの力で車を動かせることが出来る
デメリット
・ギアを入れて駐車をする人はニュートラルに入れてエンジンをかけないと車が動く
・クラッチが踏まれ続けてるとECUが認識してエラーメッセージを出す(車種による)
・クラッチを踏み続けてる=停車してるとECUが認識して燃調を調整する(車種による)
私は暖機運転をする時の楽さよりも、エンジンが壊れた時にセルの力で車を動かせて、ですぐに路肩に移動できるところ、クラッチの奥のスイッチが故障しても、すぐに対処出来るところに良さを感じて取り付けました。
緊急時限定ですが、周りの運転手や同乗者への迷惑を減らすことができるので、故障の多いボロ車乗りのマナーのひとつではないかと思いました。
キルスイッチにして、手の届きにくいところに配置することで、デメリットも解決するのでクラッチスタートキャンセルの最善方法なのかなと個人的に思っています。
まあ、安く車をイジれるのでやったんですけどね、小ネタカスタムのひとつです。