かずさんが投稿したカスタム事例
2020年09月12日 06時26分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いの子から電話があり坂道を上っている時にエンジンが止まりそれ以降エンジンがかからないと電話があり出先の為現車確認がすぐ出来ないため電話で詳しく聞くと現在の距離92000㌔、車検は6月終わりにスタンド経由で受けている、受けた所に問い合わせてタイミングベルトは未交換というところまで聞きひとまず自宅迄レッカーで運んで貰うように頼み帰ってきてから診ることにしました。
既にクランキングしているので既に切れていてバルブクラッシュしてエンジンが御臨終の可能性もありますが最悪の状態でないことを祈りながら確認作業をしていきます。タイミングベルトカバーを外せばいいのですが既にクランキングしているので手っ取り早く外さず確認していきます。
まずプラグを外して状態をみると一度も換えていないようで茶色く汚れていますがガソリンでベタベタに濡れていないのでまずガソリンはきていない状態です。
換えていないと思うのでプラグはまず交換ですね。
次に助手席の下と運転席の足元にヒューズボックスがあるので各ヒューズの同通を確認し切れているか確認します。助手席下のヒューズボックスは問題ないですが運転席の足元のヒューズボックスはリヤデフォッガとドアロックのヒューズが切れていましたがエンジン系統とは別なので関係はないですね。取り敢えず換えておきます。
次にIGをONにしたときにポンプリレーが作動しているか確認するとしているのでポンプリレーは問題無さそうです。
次はは燃料、点火系を確認します。
まずポンプリレーは作動しているみたいなのでインジェクターのデリバリーパイプに繋がっているホースを抜き燃料がまわっているかかくにんします。ホースを抜きクランキングすると正常なら燃料が出てくるのですが出てきません。
原因の一つにフューエルポンプ不良の可能性がわかりました。
外したホースを戻し次にプラグに火花が飛んでいるか見るために外したコイルにプラグを差し込んでアースに落としクランキングしてみると火花が飛んでいるので順序的に逆になりましたが最悪のタイミングベルト切れの可能性は無くなりました。ちなみに全部のコイルで火花が飛んでいたので点火系は取り敢えず問題ないみたいです。
次に荒っぽいですがポンプが正常ならエンジンが正常に回るか確認してみます。使うのはスターティングフルードというもので引火性が高い始動補助剤です。無ければパーツクリーナーでも代用できます。
サクションホースを外してスロットルボディーに直接吹き込んでやりクランキングするとエンジンがかかり補助剤の効果が無くなるまでエンジンが普通に回るので点火系は問題ないのも確認できました。
ポンプが回っていない以外は問題ないのは確認できました。
次にポンプが回っていない原因を調べようとIGをONにしふとメーターを見るとエンジンチェックランプが点いていないのに気がつきネットで調べてみるとエンジンのECUがパンクしているかアース不良が怪しいと載っていたのですがここまで原因を掴むまでに夜中迄かかってしまったので一眠りして再開します。