車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年07月30日 22時24分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
2022年春休み探索~with石原さん~(7)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“日産ディーゼル 6RA107”です😄
お久しぶりです。
またまた1ヶ月以上サボってしまいました。笑
僕の通っている専門学校は今日から𝑺𝒖𝒎𝒎𝒆𝒓𝑽𝒂𝒄𝒂𝒕𝒊𝒐𝒏ということで記事を書く時間を確保することができるため、この夏休み中は頑張って更新頻度を高めていきたいと思います。
また更新が滞ってしまった場合は察してください、昼寝が趣味なので。笑
さて、今回ご紹介する草ヒロはこちらの国鉄カラーを纏ったバス。
この手の車は物凄く疎いので現地では車種すら分からずお手上げ状態・・・。
お家に帰ってから色々調べてみると、同一個体を撮影&紹介しているバスマニアのブログを見つけ、車種に留まらず年式や現役時のナンバーまで判明しました。
メーカー、車種はタイトルにもある通り日産ディーゼルの6RA107というモデルで、フロントウィンドウ上とライト間に方向幕が付いているのが特徴。
6R107という同車のバスがベースとなっているそうですが、こちらの個体は特徴的なウインカーレンズやエアサスを装備した豪華仕様車です。
車名にある6RAのAはエアサス(Air-Suspension)のAかと思われます。不敗神話のAではありませんヨ……(^^;
なお、年式は1972年式で、現役時のナンバープレートは“松本22 あ・102”だったそうです。
また、国鉄バスには各車両に固有番号があり、この数字でメーカー、導入年度、座席配列が分かります。
車体には前扉、運転席後ろとリヤピラー、車内では前扉上部周辺に記載されており、この車輌の固有番号は“638-2510”でした。
“6”は長距離路線用、“3”は前向き座席、“8”は日産ディーゼル製、“2”は年式の下一桁(この個体の場合は1972年式なので2になっています。)、そして最後の“510”が各々の固有番号となっています。
後ろのマーカーランプやウィンカーレンズなんかも綺麗に残っています。
国鉄バスでは山間部に観光地を抱える長野県の営業所に新車が集中的に配備されたそうで、この個体もその当時の1台です。
やはりこのサイズだと凄まじい迫力がありました。
右サイドも完璧ですね。
完全に私有地の奥地で人目につきにくい場所にある&風通しが良いのもこのコンディションを保ってられる秘訣でしょう。
撮影許可をいただいた敷地の方には「こんなので良いの?」と言われましたがコレが良いんです。笑
当時大量に生産されている割に現存数は少ないですし、何よりここまで状態が良いのは素晴らしい。
カーテンなんかも綺麗に残っていたのでかなり驚きました。
本当は周りの景色と共に撮影したかったのですが、これといって映えるアングルを見い出せなかったので、このバスの写真はこの4枚しかありません。
おまけ
久々の更新なのにメインのバスの写真がたった4枚なのはあまりにも味気ないような気がしなくもないので、バスの隣に建っている小屋にあったお宝の写真も添付しておきます。
当時物のホイールキャップ。
サニー、カローラ、三菱360等々、色々な車種のホイールキャップがとても綺麗な状態で残っていました。
車屋さんの廃墟とかではなく普通に現役の牧場というのに何故ここまで車の部品が転がっているんでしょうね。
同敷地内の少し離れた場所にはこちらも。
カリーナのものでしょう。
こちらも保存状態バツグンでした。