レガシィツーリングワゴンのレガシィバン・BH5に関するカスタム事例
2024年03月17日 20時58分
BH5の構造変更を行ったのですが、ご存知の方もおられると思いますが一応参考までにのせておきます。
① 荷物を載せる部分の床の面積が1㎡以上(軽自動車は0.6㎡以上)ないといけない。
②(運転席よりも後ろの)座席部分の面積が荷物を載せる部分の面積がよりも小さくないといけない
③定員ぎりぎりまで人が乗った場合に、その時の人の重さ(1人あたり55kgで計算)よりも、荷物を載せられる重量が重くないといけない
④後ろのドアを開けたときの入り口が縦80cm以上かつ横80cm以上ないといけない(軽の場合は、縦60cmかつ横80cm以上)。ただし、トラック(幌付きも含む)は除く
⑤荷物を載せる部分と、人が乗る席の間に壁か保護仕切りがないといけない。(最大積載量が500kg以下の場合は座席で守られていればOK)
⑥排気量が2,000cc以下(ガソリン車の場合のみ、ディーゼル車は排気量に関する制限はない。)
⑦長さ4.7m以下
⑧幅1.7m以下
⑨高さ2.0m以下
5ナンバー枠でないと4ナンバー(小型貨物)にならないので、レガシィツーリングワゴンでは3代目までが該当されます。
3ナンバーの車を貨物登録にすると1ナンバー(普通貨物)になります。
ちなみに3名定員にすると、シート固定や仕切りが必要だったり、事前審査用に書類が必要になります。
専用の様式書類、重量分布計算書、保安基準各条項、寸法等記載して外観写真が必要になるそうです。
私の場合は2名乗車にしたため、シート撤去さえすれば書類は不要ということでした。
が、これは最寄りの陸運局に確認が必要かと思います。
今回はあくまでも和歌山の陸運局の場合であり、検査員によっても違うかもしれません。
私自身陸運局に出向き、その時にいた検査員さんに色々伺い確認しました。
税金対策で構造変更する方が多いということもあり厳しくなっているそうで、なぜ4ナンバーにする必要があるのか?と問われたそうです。
わがBHもそのまま持ち込みするのではなく、リップスポイラー外し、ハンドルは純正に戻し、ナンバーステー(斜めになるカバー)を外し、室内の不要な飾りも外し、マフラーもこのためだけに純正のマフラーを購入し交換し挑みました(純正持ってなかった!)
あと、トランクの開口部80×80cmの数字だけみると余裕で大丈夫なんですが、投影面積というのがあり、厳密にいうとこれが引っ掛かるそうで、床を下げるために細工を行いました。
アルミホイールやタイヤサイズなどは不問でした。
古い車なため 通常通り車検が通りさえすれば大丈夫なんですが、あとはその時の検査員次第というのもあるそうです。
とにかく問題なく無事合格となりました。
実際に4ナンバーになるとどうなるの?
これについてはその都度載せていこうと思ってます。