アリストのAT不調・ソレノイドバルブ故障・泥沼突入に関するカスタム事例
2023年08月14日 01時51分
前回に続いてATの修理
今回はいよいよソレノイドバルブの交換です
アリストに使用されてるA340Eミッション、色んな車種にも搭載されてるって話だったので部品調達なんか簡単やろーと軽く考えていましたがそんなことは無く…
A340Eにも色々種類があるようで、14アリストと全く同じタイプは兄弟車の14マジェスタと14クラウンのみでした😰
Amazonとかで売ってる社外のソレノイドバルブは使えません!
パーツファンより拝借
アリストはソレノイドバルブが2つのみとなってます。
-50020は手に入れたんですが、-30190(ロックアップソレノイド)の方が部品屋に問い合せたところなんと製造中止…
ちょうどエラーが出てるのもロックアップソレノイド不良なのでこれでは修理出来ないのでかなり悩みました😭
中古やなんか流用出来ないかと色んなところで探しましたが見つかりませんでした。
この30190のソレノイドバルブ、どうやら14アリスト、マジェスタ、13と14クラウンにしか使われてないようです🥲 ある訳ないですね笑
ただこんな事で諦めるわけにも行きませんので…
14アリスト取り外しの中古ATをゲトりました。
年式走行距離不明のジャンク品って事でめちゃくちゃ安かったです。
色々考えるよりコレ買った方が早いわ!って事で思い切って買いました。
恐らく14アリストのターボから降ろしたミッションのようですが、ジャンク品の割には抜いたオイルが謎に綺麗だったのでひょっとしたらまだ全然使えるのかもしれません🤔
そんな状態ではありますが、部品取り用で買いましたので部品を摘出してとりあえず放置です。
上が元のソレノイドバルブ、下が交換用の新しいソレノイドバルブです。
見た目じゃなんも分かりませんので抵抗値を測ったんですがここで謎が…
「ソレノイドバルブorハーネスの断線 ショート」がエラーの原因なのですが、何故か新旧両方とも抵抗値は変わりませんでした。
ひょっとしてハーネス?って事でハーネスの導通を点検したかったのですが、とても点検出来そうな場所に無く…
ハーネスをミッションから外そうとしたのですが、かなり取りにくい場所に付いてるので無理に外すと壊してしまうリスクがあったため今回はカプラーに接点復活剤を掛けるだけにしました。
結局はっきりとした原因は分からず頭を抱えましたが悩んでても進まないのでとりあえずソレノイドバルブ2つ、その他にコントロールバルブ2つも部品取りミッションからパクって来た物に交換しました。
交換が終わって全て元に戻して、とりあえず近くに試運転しに行ったら変速の調子は良く、チェックランプの点滅もないのでとりあえず問題なさそうでした。
まぁ元から良い時悪い時ありましたのでハッキリ直ってるかは分かりません。
てことで帰ってからダイアグコードを呼び出して点検したのですが…
またコード64が出ました
故障コードをリセットして再度確認してみましたが、やはり64番が出てしまいます…
直ってないじゃん🤢
やはりハーネスが悪いのか?それか後期用とはいえ所詮中古のECUが悪いのか?どうやら沼にハマってしまったようです。
ただ不思議な点が、ダイアグを消してもすぐ出る→つまりハーネスかソレノイドバルブが断線 ショートどちらかしたままという事です。
前述した通り変速に不具合もなくチェックランプも今のところ点灯してません。
例えばですが同じATのエラーでスロポジセンサーが故障した場合、ダイアグで呼び出したらエラーはもちろん出ても走行中チェックランプの点灯はしないようです。
ソレノイドバルブの故障ってそれと同じでチェックランプは付かないタイプのエラーなんでしょうか?
正直僕にはもうお手上げ状態です…
整備書があれば何とか出来るかもしれませんが、アリストの整備書だけでいいのか、A340Eの整備書も必要なのかはっきり分からず😰
今日友達と遊びに中津まで行って帰ってきましたが、やはりエラーが出ることは無く、変速の不具合もありませんでした。
とりあえず乗っててこのままエラーが出ることが無ければ、スッキリはしませんがまぁ修理完了って事にしようと思います。
トヨタとはいえ古い車に乗る以上こういうトラブルは仕方がないですね…
長文失礼しました🙏