カツ丼おかわりくんさんが投稿したNASCAR・NASCAR HALL of FAME・マスタング・カマロ・カムリに関するカスタム事例
2023年12月27日 14時20分
カツ丼が好きですが、おかわりは無理です。 カツ丼が好きですが、ラーメンの方がもっと好きです。 V37とR31スカイラインに乗っています。
ノースカロライナ州のシャーロットという町までNASCARの博物館を見に行ってきました。
NASCARというとデイトナ500を思い浮かべると思いますが、シャーロットはNASCAR発祥の地で各地を転戦するNASCARサーカスのほぼ全てのチームがここシャーロットに拠点を置いています
日本だと御殿場みたいな感じですかね?ちなシャーロットは日本で言う名古屋…くらいの規模らしいです(真意不明)
博物館は主に聡明期から最新のマシンまで様々な名車が並べられており、マシンだけでなくドライバーや時代背景、ドライバーグッズが所狭しと並んでいます。。。が、なんせNASCAR守備範囲外の自分はどのマシンがどれほどの功績を積んだとか、どのドライバーが星野さん的ポジションとかさっぱりわかりません(笑)
でもそんな初心者でも楽しめる空間でした
マシン…シボレー モンテカルロ(初めて聞いた…)
お出迎えは最新のマシンでした
NASCARといえばピットストップのタイヤ交換が見どころの一つで、ボルトが5穴ハブなので如何に素早くインパクトを使えるかが勝負の行方を左右していましたが、今はセンターナットなんですね
マシン…フォード マスタング
縁石にでも当てたのかってくらいのポジキャンです
恐らく全世界のレースを見渡してもポジキャン7度とか気が狂ってるキャンバーでレースしてるカテゴリーはないでしょ(笑)
NASCARは全体の半分がバンク角のあるコーナーで、オーバルを反時計回りに走っているので左側のタイヤのみポジキャンです
マシン…シボレー モンテカルロ
NASCARの面白いところの一つに、「運営側がレースに介入してくる」があります
どんなレースもそうですが、ラップリーダーが遥か先…オーバーテイクシーンが無い…という見た目つまらない膠着したレースがたまに見られます
NASCARも同じことがたまに起きるので、そう言う時は「観客が捨てたLAYSのゴミ袋を回収」という意味のわからない理由でコーションが振られてペースカーが出てきます(笑)
理由は膠着したレースの解消で、再開後の駆け引きでレースのテンションを上げます
エンターテイメントの本場はレースもショーに変えて観客を喜ばせます
マシン…ダッヂ チャレンジャー(再戦求む)
NASCARといえばこれです!
「Auto meter」!
クソでかいタコと各種計器類はこのレースカテゴリーを象徴する一つで、自分もこのタコメーターをつけています。
余談ですがシフトライトが死ぬほど眩しいです(笑)
右にちらっと見えるフルバケはパイプフレームが溶接されており、後述のボディと相まってドライバーの安全を確保しています
マシン…フォード トーラス
パワートレインです。
エンジンはさすがアメリカのOHVで、トランスミッションはxtrac社製でリアアクスルに配置
プロペラシャフトはドライカーボン製でユニバーサルジョイントはもちろん無しです
850hp のモンスターマシンで200MPHだす度胸…並のドライバーには勤まりません
ボディです。これを見るとスーパーGTのように統一規格のボディを使っているように見えますが、実はパワートレイン同様に各メーカーが開発、製作しています。
ただし、コストが上がらないように車重が約1.5トンとレーシングマシンとしてはかなりファットな規格となっており、軽量化のメリットがないため安価でそして十分な安全性を確保したロールケージが組まれたマシンの製作を可能にしています
1.5トンで200MPH出しながらバンクに突っ込んでんのホントにアタオカ
ベースが箱車なので市販車との比較もされています
車体左側はおっさん車なのに、右側はレーシングカーという見せ方が狂おしいほど好きです
内装まできっちり分かれてます
ちなみに日本から参加しているメーカーはトヨタのみです。初年度に参加したセリカも飾っておりましたが、アメリカで有名なのがこのカムリです
日本ではセダン➕FF➕ATのおっさん車の代名詞のような感じですがアメリカではNASCAR人気も手伝ってよく走ってる姿を見る見ます。日本でアクア見るくらいの確率…といえば如何にNASCARが人気のあるカテゴリーかがわかると思います
マシン…トヨタ カムリ
見るだけでなく、ドライブできるのもこの博物館の魅力です。
人気シミュレーションソフトiRacingをレプリカのマシンに乗ってプレイしちゃいましょうと言う企画です
自分はやっていませんが素晴らしい展示だと思います
シートにシリンダーつけてシートだけでも動いたらもっと楽しいのかなと考えました
ナローボディに板羽のようなリアウイングが特徴の空力に無頓着に見えるNASCARですが、涙ぐましい努力もしています
車体左側(コーナーイン側)のみアクリルを立てて車体上部の空気を清流しています
前面はボルト穴のみあったので場所や作戦、セッティングで使い分けていると見ました
またアウト側には無いので、コーナリング中のロールを抑えたり、タイヤのグリップの左右差をコントロールしているのかな?と、邪推しました
マシン…シボレー インパラSS
最後に…絶対日本でもこのようなレースシーンを扱った博物館を作るべきです!
メーカーの博物館はありますが、GTだったりFポンだったりのレース専用博物館は自分の知る限り無いので、是非とも各メーカーさんが手を取り合って静岡県小山町辺りに作って欲しいです
トヨタ、ニッサン、ホンダだけでなく三菱やマツダ、スバルといった各カテゴリーで名を馳せた一流の名車を一堂に集めて展示していただけると日本のレースシーンもグッと盛り上がるのではと思いました
マシン…フォード マスタング