コペンの若きボディー職人・実戦・依頼されたボディーワーク最終日・沢山悩んで、沢山泣いて下さい・沖縄に関するカスタム事例
2023年05月04日 21時10分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。
バトンを若き職人に渡す最終日の本日。。クタクタです。。ボディーワークは腰にきますね。
そのままデスクワークになりますが、とりあえずシャワーして一服。。
朝イチから今日は右側のAピラー下部の板金作業ですが。
「うわ!!左側よりヤバい。。コレは今日中には終わらない案件。💧」
H君:「😊おはようございます!今日も宜しくお願いします!!(90度お辞儀)」
僕:「H君、僕は今日までの作業になる。そんでね、今日オーナーには話して有るんだけど、僕に着いて叩き絞りやろうか。😊」
H君:「えっ!いいんすか。。いや。。手遅いし、時間とか考えると。。」
僕:「最初は同じだよ。😊遅いのは当たり前。でもね、何処かで時間費やして経験する事が無い限り携わる機会もないんだ、僕がフォローするから大丈夫。やるきっかけのタイミングが有るだけ。実際の叩き絞りの経験しなきゃ。手が遅いとか抜きだよ。」
H君:「ありがとうございます!」
昨日と同じ作業ですが、ナイードが高い。
正直右側からやって、H君に左側と思ってたけど、これはまたH君にとっての良い試練と経験になります。😊
ある程度の表面の剥離作業をさせて、質問
「君なら何処からやる?フロントフェンダー下部に2つの留めるためのナット。。そこは極力動かしたりしたく無い。」
しばらく考えるH君。。
H君:「位置ズレ無くしたい。。とりあえず中間のパネルでメス側ナットを固定したい。。」
正解!😊
僕なら3ピースに分けて作り込む想定でしたが、4ピースで行くとの事で何も言わずに頷く。
切開するまえにピースをボンデ板加工からの叩き込み。とりあえずずらしたく無い所の固定をしっかり。
薄いステンレス板の昔ながらのぱち当て板金も全て取り除き、ツラ決めのスチールてウエルド。
先端のナイード高いコブの叩き絞りを。1発で決められないところをフォローしつつ手取り足取りしつつ完成。
僕:「良いんじゃん。。やったな!😊」
H君:「ありがとうございました!!」
後は経験。😊
今回は自身監修の元て作業させましたが、次からは己でやる事を伝えて。
って今のご時世やる奴居ぇ。こんな作業は昭和のオッさんくらいだよね。。(笑)
志しレストアに足突っ込んだH君を、たまーに見に行く。😊
彼には出来ないじゃ無くて、やらなきゃ出来ないって事と、手が遅くてもしっかり納める事と、見えない部位でもしっかり作り込みやる事を最後に。
レストアは汗と涙と悩みで、簡単な事では無いです。表には出ない苦労と悩みと汗と。凄く地味でコツコツとやる作業。
H君、心から見守るからね。頑張って下さい。😊
そしていつか泣いて悩んだ経験と培った技を君から若い人達にバトンを渡して下さい。
さて。。アタマ切り替えて切羽詰まるデスクワークです。。。(泣)
カーテンから光差した頃に終える事を。😊
ここまで閲覧ありがとうございました。
良いね👍やコメントいつもありがとうございます。