車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2019年07月25日 21時15分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は超!大物です‼️
その名も“いすゞ エルフFF マイパック”です‼️‼️
埼玉にての発見ですが、いやぁ~まさかよく行く近くにこんなのがあるとは!
まさに灯台もと暗しです😆
1959年にフルキャブオーバー型小型トラックの草分けとしてデビューした“いすゞ エルフ”は、1968年に2代目へモデルチェンジし、ディーゼルエンジン搭載車を中心にバリエーションを拡大していきましたが、変り種ともいえるモデルも幾つか存在したのです👀
その中でも今回ご紹介いたしますのは、FF駆動方式を採用したエルフ・マイパックです😁
1972年に登場したエルフ・マイパックは、国産車で初めての小型FFトラックです😲
後輪を駆動させるためのプロペラシャフトが不要であるため、平ボディ車の床面地上高はなんと450mmで、抜群の低さを誇る超・低床仕様でありました♪
当然ながらキャビン以降の部分の自由度は高く、リフトデッキやボトルキャリア等、ユニークな架装仕様が用意され、最大積載量は1.75トン積みです🎵
エンジンは他のエルフシリーズと同様、ガソリンとディーゼルの2種類を用意し、ディーゼルは水冷直列4気筒2369ccのC240型(最高出力74ps)で、フルシンクロの4速トランスミッションと組み合わされました☝️
しかしながら当時の最新で便利な機能性を追及しすぎたあまり、割高な価格が災いし生産台数は832台に留まっています‼️
現存するエルフマイパックは知っている限りでは草ヒロとして徳島に1台、静岡に1台、所在地不明が2台に加え、現役が3台と、今回ご紹介している埼玉の個体のみですから、下手したら現存数は2ケタ行かないかもしれませんね…🤔
“MYPACK”のエンブレム😁
剥がれた塗装の跡を見るに、元は水色だったのでしょう👀
反対側のエンブレムです
この勇ましくもありながらどことなく愛嬌のある優しそうなトラック🚚
最高です✨
超低床を実現しておきながら、それを存分に発揮できる場を得なかった悲運はありますが、今から40年以上前にコンセプトの立ち上げだけで終わらずに市販モデルとして生み出されたことは偉大ですね👏🙂
ちなみにこのFF、超低床レイアウトは現代の“エルフEV”に引き継がれています
草や機械に紛れてこちらを睨むマイパック
存在感バツグンです笑
マイパックの上にはこんなモノがデンと鎮座していました
こちらもタイヤハウスの形状からしてマイパック用でしょう
ボディ下部にまで開口部のある観音扉を見るに、やはりかなり低床だったことが分かりますねぇ😮
全体像です
よく見るとエルフマイパックの上の箱のさらに上にはチョコンと軽トラくんが乗せられています😻
おまけ
さらに周りを見渡すと黄色いマイパックが!?!!?
道路側にお尻を向けているので確信は持てませんが、低床フレームに独特のホイール、窓の形などからしてほぼ間違いなくマイパックでしょう‼️
おまけにするには勿体無いくらいですが、顔を拝めなかったこと、ワンアングルでしか撮影できなかったため、おまけとさせていただきました
いや~、しかしこんなクルマが2台もあるとは、埼玉の底力を見た感じがします♪
感動しました!!!!!!!!!!