ミラの全塗装・虫・失敗・PPプライマーに関するカスタム事例
2023年10月23日 20時41分
https://ameblo.jp/matukin/entry-12825710174.html
リアバンパーの塗装。
(偽)ジーノは一旦フルノーマル外装で仕上げてと思っていたのだが先のフロントバンパー塗装でメッキバンパー取り付け部の塗装前足付けが面倒臭かったのでリアバンパーはゆくゆく取り付け予定だったミラバンパーを装着する事に。
デザインがシンプルだから足付けは簡単だけどベースにしたバンパーの程度が悪い。
元々白のバンパーを黒塗装してはあるが足付け無しに塗装してあり密着が悪そうだから後々のトラブル防止の為
320番のペーパーで水研ぎし
黒塗装を擦り落とし。
お次に左側の縁が曲がっているのはバックで何処かにでも当てたものと思われるがジーノやミラのバンパーは変形時ボディ側へのダメージ回避の為にわざとバンパー側の取り付け部が裂けて力を逃がす構造になっている。
上部のボディ側ネジ取り付け部はバンパー裏側面に首の皮一枚的に薄くなってつながっているだけだし
垂直に降りてくるリブはわざと隙間を開けて成型されているからバンパー変形での過入力は上部のバンパー裏側面とつながる薄い部分が裂けて破損してしまう。
このバンパーも左側が裂けてしまっているが、バンパーの材質はPP(ポリプロピレン)の為に本来は接着が効かないのだが瞬間接着剤での補修方法を考えて実践みる。
破損状況的にはバンパー裏側面につながる薄くなった部分が裂けて隙間が出来てしまっているが千切れてはいないので本当はこのまま補修せずともバンパー固定は可能だが、取りあえず自分の考えた補修方法で実用強度が出るのかを試してみたかった。
補修方法は
①粗めの紙ヤスリで接着面の塗装を剥がしてPPの地を出す。
②手持ちであったPPバンパープライマー(日本ペイント製品)をPP面に塗ってから瞬間接着剤を硬化促進剤兼用にて流し込み固定。
③更に接合部に瞬着を盛り付けて補修完了。
で、瞬着完全硬化後に強度が出ているのかを試したところしっかりと接着固定されている感じかなと。
当初は垂直に降りる隙間が開いているリブ面にも瞬着を充填(硬化促進剤兼用にて)するつもりだったがバンパー本来の接合部のみの瞬着流し込み固定だけで大丈夫そう。
今回は手持ちの板金塗装用PPプライマーを使用したが瞬着のアロンアルファにもPPプライマー付き製品があるのでそれでも同じようにPPの接着修理が出来るかもしれない。
破損部の補修が終わったのでサフェ吹いて研いでグレー塗装し
クリア2回吹いて塗装完了。
でも
これさえなければ完璧だったんだが・・・。
2回目のクリアで虫が入り虫は無事取れたが半乾きのクリアの上で歩かれ羽の鱗粉を撒き散らかされた。