カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・GRヤリスに関するカスタム事例
2024年07月23日 10時17分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第286弾
トヨタ GRヤリス
今月恐らく最後の車はこちらです。気になっていたGRヤリスに乗ってみました。ヤリスをベースにガチのチューニングを施したモデルですが、どうだったのか。見ていきましょう。
GRヤリスとは?
『世界のあらゆる道でも思い通りに操れ「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生した「GRヤリス」。「モータースポーツ用の車両を市販化する」、という逆転の発想で開発したトヨタ自動車初となるモデルとなっている。ラインアップは、新開発の小型軽量ハイパワー1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載し、卓越した走行安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる高出力モデル「RZ」、より限界性能を高めた「RZ ハイパフォーマンス」、「RZ」をベースに、走りに必要な装備以外を極力排除した競技ベース用の「RC」、1.5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、走りを気軽に楽しめる「RS」を設定。トランスミッションは、「RZ」、「RZ ハイパフォーマンス」、「RC」は6速マニュアルトランスミッションに「iMT」を採用。「RS」は発進用ギヤを追加し低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現するDirect Shift‐CVTを採用し、マニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトを装備。エクステリアは、リヤスポイラーへと効果的に風が当たるよう、ルーフ後端を下げたアッパーボディを専用開発。さらに、フロントのロアスポイラーやカナード機能を持つコーナー部、ルーフとクォーターピラーまわりを絞り込んだリヤの造形により、ダウンフォースを増大。車速を増すほどにボディが路面に押し付けられ、コーナリングスピードが高められる特性を実現している。安全装備は、進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全グレードにメーカーパッケージオプション設定。その他、個々の安全技術やシステムをさらに連携させ、さまざまなシーンでドライバーを支援。』
(goo-netより引用)
文章見た感じは、中々面白そうな車だなとは感じます。今回の車両はRZハイパフォーマンスという一番上のグレードです。令和2年9月登録車でした。新車価格は456万円です。
外観
フロントは、ヤリスとはだいぶ印象が違います。フェンダーがワイドになっており、幅1805mmなので3ナンバーになっています。結構良いデザインですよね。サイドを見ると、ヤリスとかヤリスクロスは5ドアですが、GRヤリスは3ドアになります。なので、正直後席からの乗り降りは苦行です。緊急用って感じですかね。リアは、テールランプが標準ヤリスとほぼ一緒です。カタカナの『フ』みたいな形状です。マフラーも当然ながら、標準ヤリスとは違います。
内装
ドア側からですが、ウィンドウはサッシュレスなので非常にスッキリしています。開閉時に少し窓が上がったり下がったりする仕様です。質感は微妙です。ファブリックが薄く、ちょっと耐久性に不安が残ります。あと、シフト周辺の建て付け悪いのも一緒なので減点です。ドアの剛性はまぁ悪くはないです。並かなと思います。内装も、ダッシュボードは基本的にハードプラで、端のエアコンの送風口周辺だけ柔らかいプラスチック素材になっています。ただ、見栄えは悪くはないです。ハンドルも革巻きなので良いですね。室内照明は反応からして恐らくLEDだと思うのですが、黄色系で残念です。白系にしてほしかったです。シートは固い物で、手触りも良かったです。スポーティーな車ならこのシートでOKです。ペダルレイアウトも問題ありません。ブレーキしっかり踏めます。助手席ですが、27cm〜平手が入らない程の空間で、広いですね。で、後席です。シートは同じく固めにはなります。身長177cmの私で、頭上空間が拳1.5個、足元空間は平手入りません。後席座るのは苦行です。もちろん角度調整はできないです。
ペダルレイアウトは触れた通り問題無いです。MT車なので3ペダルになります。給油口はレバー式です。
グローブボックスは容量大きめですね。
シフト周辺です。シートヒーターのスイッチとUSBタイプA、アクセサリーソケット、モード切り替えのダイヤルがあります。今回はノーマルとスポーツモードを試しています。
荷室
トノカバーありますね。取り払いましょう。
トノカバーは薄い素材でしたが、収納はできないようです。荷室は大体幅115cm、奥行き56cm、高さ56cmです。狭めではあります。
後席を倒すとフラットになるのは素晴らしいです。奥行きは141cmになります。ヘッドライトは撮ったつもりが撮り忘れてました。すみません。
タイヤ
18インチのアルミホイールです。質感は高く見えるので良いですね。ミシュランのパイロットスポーツ4Sが履かれていました。
車幅は掴めないです。ワイパーは比較的隠れてはいますので、これで良いかと思います。
搭載エンジン
G16E-GTS型の272馬力で、6MT車になります。GRカローラとか、最近出たばかりのLBXのMORIZO RRにも搭載されるエンジンです。MT車自体乗るのは教習車で乗ったインプレッサG4以来5年振りだったので、めちゃくちゃ不安な状態で試乗スタートになりました。今回はレンタル時間の都合上、高速道路の試乗レビューはありません。アクセルやブレーキ、クラッチは問題ありません。ブレーキは踏んだ分だけしっかり効いてくれるブレーキで、ブレーキタッチの違和感がありません。クラッチは半クラが意外としやすく、すぐに馴染めました。半クラ終わり辺りにクラッチペダルが重くなる感触はありますが、まぁ良いと思います。インプレッサG4乗った時の感覚を思い出しました。加速は素晴らしいです。反応も早く、エンジンサウンドも素晴らしいので気持ち良い加速が味わえます。楽しかったので加点です。静粛性はこの手の車なので無いですが、ロードノイズはある程度抑えられているかなという印象でした。停車時はシートに若干振動はありますが、気にならないレベルです。ハンドルはヤリスみたいに比較的クイックですので、操縦していて楽しいですね。サスペンションは、やや硬めです。この手の車だとかなり硬いのかなと思いきや、ある程度の硬さで乗り心地も想像より良かったです。ただ、大きな段差での突き上げは感じますが、この手の車の中では良い乗り味です。加点します。街乗りだけでしたが、直進安定性もしっかりあり、交差点等曲がる際も安定していたので、これは試せなかった高速道路も楽しそうですね。
まとめ
良いところ
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウトが良い。
・加速性能の素晴らしさ。+0.5点
・サスペンションはこの手の車にしては快適。+0.5点
悪いところ
・シフト周辺の建て付け。−1.0点
・ドア側ファブリック箇所の品質が他のヤリスシリーズ同様に怪しい。−0.5点
評価:4.5点 惜しいです。あと少し。
通常のヤリス、ヤリスクロスよりも仕上がりはしっかりしていました。乗っていて楽しいですし、私のようなMT車慣れしていない方にも案外オススメできる1台です。ただ、品質が他のヤリスシリーズ同様イマイチなので、そこを改善してくれれば5.0点です。次回の車はまだ決めていないので未定です。それではまた次回の車で。