ロードスターの麺屋べべ・駐車枠ぴったり選手権・読書・異世界落語 8・★★★★★に関するカスタム事例
2024年12月13日 19時44分
R6年3月10日、2代目となる魂赤のNDを納車しました。 ドライブと読書と映画が好きなアラフィフオヤジです。 呼ぶときは「ハル」でお願いします。 フォローはコメントのやり取りのある方のみとさせていただきます。 言い合いになりそうな場合には、CTの規定に則り即ブロックします。 R6.3 「ハル@マグローズ🐟」から改名
諸事情により、本日金曜日なのにべべってしまいました
お題消化
一発で入れられましたよ
たまには上手くいくんです笑
そういえば、リコールかかってしまいました
なんでも、バッグ時のセンサー異常だとか
年内は予約いっぱいだったので、年明け早々お願いしました
めんどい
油そば(しょうゆ)¥980+野菜増し¥0
週二でも全然OKの美味さ
店長と顔馴染みの店員の女の子が、ちょっとびっくりしてました笑
金曜日に行ったこと、なかったからなぁ
さ、アナ雪&ベル観よっと
週末最高!
【読書記録】
【67】,『異世界落語 8』朱雀新吾:著(ヒーロー文庫)
あらすじです
異世界ターミナル、そこに長い間敵対し、憎み合う二つの国、サイトピアとマドカピアがあった
その二国の領土の丁度中間地点に、突如誰も見たこともない出で立ちの城(寄席小屋)が建ち、新しい国が誕生した
その国の名こそ「招笑亭」
王の名は楽々亭一福
現代から召喚されてきた噺家の一福は、笑いで世界を征服する為、招笑亭で落語を披露する
「ソード算【壺算】」
「ミス・バミューダ=トライアングル【たらちね】」
「イドのティーポッド【井戸の茶碗】」
現代の落語を異世界風にアレンジして演じるその様式は「異世界落語」と呼ばれ、一福の名は国を超え、大陸を超え、知れ渡っていき、招笑亭近隣も発展し、宿屋、土産物屋等が立ち並び「ラクゴ村」なる商業集落まで生まれていた
あるとき、一福の元にサイトピア国の第一王女、サブリミナルが現れた
「サイトピアの笑わない姫君」の異名を持つ
そんな彼女を笑わせて欲しいと、勇者ラッカに依頼される
一福は不敵に笑った
「『笑わせてくれ』ですか。まったく噺家冥利につきますね。歯医者に歯を治してくれ、ケーキ屋にスポンジ混ぜてくれ、って言っているようなもんですよ。いやはやこいつは——本気でいかないといけませんね」
一福が演じるは「ちりとてちん」の一席
だがそれはいつもの異世界風アレンジの落語とは違うもので……
場所が変わり、国が変わっても、一福がすることは変わらない
高座に上がって落語を演るのみ——
● ● ●
かなり久しぶりの新刊ですが、相変わらず鳥肌が立つ面白さです
落語が世界を変え、救う
このシリーズはなんとなく、「マクロス」に通じるものを感じます
一見するとなんの力もない〝文化〟が、世界を救う
歌と落語で文化は違いますが、コンセプトは同じです
そしてその破壊力たるや、核攻撃以上
誰も死なず、誰も不幸にならず、みんな幸せになる
そんな理想の世界救世の物語です
特に気に入ったお話は最後の、笑わないお姫様を笑わせるお話「ちりとてちん」です
悲しい過去をもつお姫様が次第に落語に惹きつけられ、笑いや感情を取り戻して前を向いていく様子が非常に感動しました
落語は個人的に好きで、寄席とか聴きに行ったりします
ほんと、日本の誇るべき伝統芸能ですね
落語は、異世界の大いなる呪いを打ち祓うことができるのか?
続きが楽しみです
★★★★★星五つ