ライフのルーフ塗装・缶スプレー・DIY・自家塗装史上最高傑作・ガラスコーティングに関するカスタム事例
2023年12月13日 13時47分
伊豆半島東海岸に棲息してます🤗 基本は何でもやります(ドライブ・整備・改造・撮影etc)🛣🔧🪛📸 Nikon D850&SONY RX10Ⅱ 2023.4.21 無限RRに乗り換えました🚗 2023.8.12 無限RR全塗装完了✨
どうもご無沙汰しております💦
絶賛二人三脚で子育て中につき多忙を極めておりますが、
今回は塗装特集です🖌️
嫁の入院中に合間を縫って仕上げてました👀
ライフ屋根
見るも無惨に
クリア剥げ……
(5・7・5)
こうなっていては再塗装以外の選択肢はありません😂
なので塗っていきます👊
まずは、足付けのために表面をサンドペーパーで荒らします🪚
使った道具
・オービタルサンダー
・サンドペーパー#600
どうせプラサフを隠蔽色にするので、表面の研ぎはテキトーで👌
ペーパーがけが済んだらマスキングします🪢
スプレー塗料の飛沫は意外なくらい飛ぶので、屋根を塗るなら全部覆っちゃった方が良いです🧐
マスカーは大まかに全体をカバーして、細かい境目のとこはマスキングテープで調整しましょう☝️
使った道具
・マスカー(1.1m幅)
・マスキングテープ
プラサフを塗りました…が、3本では足りないことが発覚……!😭
急遽お買い物に走りました(ビーノで🛵)
プラサフ2本追加して、計5本塗りました😗
マダラ模様はほぼ消えたのでコレでOK🙆♂️
使った道具
・ボデーペン プラサフ ×5本
プラサフは一晩乾燥させてから研ぎたかったので、この日はコレで終了☑️
あらかじめ用意していた塗料とクリアーも3本ずつでは足りないことが分かったので、この時点で調達しておきました💦
翌朝……早朝から作業を始めて、まずはプラサフの表面を研ぎます✨
プラサフは塗ったままだと表面が粉吹いたみたいにザラついており、そのまま塗るとツヤが出にくくなります💦
なので、磨く目安は表面にツヤが出てくるまで☝️
使った道具
・耐水ペーパー #600→#800→#1200
下地が白いので分かりにくいですが……
ルーフの右手前側を見ていただくと、水を弾いてるのが分かりますでしょうか?💧
水を弾く=塗料も弾くですので…塗るには適していない状況ということです🖐️
このように水を弾く箇所を重点的に研いでいき……
最終的に、この状態になるのが目標です☝️
水が層になってその場に留まり、表面が平滑なため風景を反射しています🪞
こうなれば、塗料が弾かれることもありません😉
いよいよ本塗りに入っていきます🫧
先ほど水でビシャビシャにしていましたが、塗装の際には一滴たりとも存在を許されませんので、徹底的に拭き上げます👊
拭き上げてもツヤが残っていれば準備万端ですね✨
水分が完全にOUTしたら、シリコンオフで脱脂しましょう📴
使った道具
・ブロワー
・マイクロファイバークロス
・シリコンオフ
ちなみに、塗装に適した日ってご存知でしょうか?📅
条件としては、
・暑すぎないこと
→塗料の飛沫が塗装面に付着する前に空中で乾いてしまい、ケバケバになる
・寒すぎないこと
→乾燥が遅くなって虫や落ち葉がくっつく可能性が高まる
・雨が降っていないこと、降らないこと
→あたりまえ体操〜だけど曇りマークなのに普通に降り出すことあるんだよなあ😂
・雨上がり
→地面のホコリが舞いにくい、虫が出にくい
なので、15℃〜20℃をキープできる秋〜冬の雨上がりが条件的にはベストに近いです😋
今回は考えられる限りベストな状況でイケました👍
塗る前に、スプレー缶は噴射している内に缶が冷え、圧力が下がってきてダマになるため缶を温めます♨️
缶の温度は40℃〜50℃が理想で、それ以上温めると爆発する恐れがありますので注意💥
お湯で温める方法が一般的ではありますが、濡れた缶を拭くのがいちいち面倒なのとお湯はすぐに冷めてしまい再加熱が死ぬほど面倒なので、ワタシはヒートガン+段ボールの簡易保温箱でやってます📦
⚠️ヒートガンは400℃の熱風が出ますし、ヘッドカバーの結晶塗装で使うと120℃の釜を作れるほど火力が高いです……くれぐれも缶を直接加熱したり、箱を密封して加熱してはいけません!箱の上は開放しておき、熱気が常に逃げるようにしてちょうど良い塩梅です♨️
使った道具
・ヒートガン
いきなりですが、本塗りしました🖌️
この本塗りこそが、最もウデが試されるフェーズです💪
最初はスナフキン……もとい砂吹きでまばらに塗って下地を作り、2周めでタレないよう気を付けつつ一気に仕上げる……が理想ですが、これだけ塗る面積が広いとそう簡単ではありません😅
結局ちょっとずつ埋めていくしかありませんが、最終的に白い部分が完全に見えなくなればOKです👌
全体を見渡しつつ、ムラになっている箇所に追加で吹いて全体的に平坦になるように調整しましょう……(ここの匙加減が最も難しい!😫吹き過ぎれば垂れますが、吹き足りないとツヤが出ずムラになります💦)
ちなみに、吹いた直後にツヤが出ていることは最低条件ですが、表面が乾いた後にツヤが引けるのは問題ありません🙆♂️
(後からクリアーを塗るので)
また、目当ての場所の外側にも飛沫が飛んでザラつくことがありますので、ボカシ剤も用意しておくと良いですね😊
使った道具
・ボデーペン B520P(ビビッドブルーパール) ×6.5本
・ボデーペン ボカシ剤 ×1本
ツヤが引けた状態です👀
ソリッドカラーの場合はクリアー前のここで塗装表面を均す(中研ぎを入れる)ことで、より平滑な仕上がりに出来ますが……メタリック、パールのように光るタイプの塗装は中研ぎすると粒子が荒れて仕上がりが汚くなってしまいます…💦
また、ボデーペンのウレタンクリアーは完全乾燥前でも上塗りが可能ですので、このままクリアー塗装に入ってしまいます👌
塗装中は手を止められないので、写真撮ってる余裕は無いです💦
一気に仕上げてしまいましょう👊
ウレタンクリアーも他のスプレーと同様に温めますが、コレは吹く前に混合が必要ですので、済んでから保温箱に📦
使った道具
・ボデーペン ウレタンクリアー ×5本
2時間ほど乾燥させて表面が安定したら、マスキングを外します(完全硬化してると、剥がした際に割れる可能性があるのでタイミング重要です☝️)
塗装当日、日没後の状況です👀
この時点で十分にツヤが出ていますが、写り込みが若干ボヤけてしまっており、70点というところ……🤔
ウレタンクリアーは基本的に仕上げ磨き不要を謳っていますが、満点を目指すならやらない手はありません✊
1週間後……
ウレタンクリアーの完全硬化は2〜3日と言われていますが、磨き作業でかける負荷を考えるとその倍は置いたほうが無難です🤔
磨き手順は、まず耐水ペーパーを
#1200→#1500→#2000とかけます👋
この時点で表面がキズだらけになってツヤが皆無になるため焦りますが問題ありません👍
その後、コンパウンドで磨いていくことになります☺️
使った道具
・耐水ペーパー#1200,1500,2000
・ホルツ ファインコンパウンドリキッドセット(#3000,7500,10000)
・ポリッシャー
手磨きしようとしましたが、10分で諦めてポリッシャー持ち出しました😅
持ってて良かった〜〜〜✨
#10000まで磨き終わりました✨
素晴らしい写り込み😍
……ですが、まだ終わっていません🖐️
ペーパーがけした際の線傷が所々残っており、普段は目立たなくても強い光を当てると浮かび上がってしまいます💦
それを埋めるのは……?
そう、ガラスコーティングですね🧪
人柱覚悟で買った中華の格安ガラスコーティング……🤔
実際国産品と言っても中華のこういうコーティング剤を仕入れてはラベル貼り替えて売ってるという噂も絶えない中、敢えて検証してみることにしました🧐
ん………?
おやおや………?
君凄いね、素晴らしい反射だよ🪞
あとは耐久性がどうかってとこですけど、初期のツヤについては国産品にもまったく劣らないですね✨
これで線傷も見えなくなりましたので、無事ルーフ塗装は完了でございます!✅
しかしアレだな、ルーフの1枚塗りがこれだけ安定して仕上げられたってことは……
理屈上は全塗装DIYイケるってことだよな……🧐
(やるとは言ってないよ?!)
ルーフとかドアとかの大物は磨きとか手間がかかってしまうので気が引けますが、ちょっとした小物程度の塗装でしたら塗料代だけで請け負いますよ😌
今回の総工費……
・ボデーペン プラサフ
635円×5本=3,175円
・ボデーペン B520P ビビッドブルーパール
1,291円×6本=7,746円
・ボデーペン ウレタンクリアー
2,109円×5本=10,545円
・コンパウンドセット
1,296円
・ガラスコーティングキット
2,227円
※工具やらペーパーやらは既存のものを使用
計25,009円💰
お疲れ様でした😊