toycars さんが投稿したサニー・サニトラ・空燃比を拾う意味に関するカスタム事例
2023年05月18日 15時58分
カスタム屋です。 A 型サニー特に初代のB10 が多いです。 マフラ-等ワンオフ品の製作、チュ-ニングエンジン製作、キャブレタ-セッテイングなど。
この際 エレクトロタップが有りか無しかとかじゃなくて、 欲しくなったら「その都度どっかから引っ張るべ」というのは短絡的で非常に抵抗があります。なぜならぐちゃぐちゃハーネス一直線だから。しかし、最初の打ち合わせで理解される事はほぼありません。けれども悲観していても仕方ないので実際作ってみて納得して貰う感じです。
🔺束線処理は後ほどね。これで空燃比拾える。
🔺んで、ウェーバー32/36DG系吊し状態の燃調カーブはどうかというと、
空燃比拾うとアイドリングはテーパー状のスクリューで任意に12,5辺り狙えるし、なんだけど、パーシャル域は16〜17位までいくなぁ〜薄めは薄め。ガバっとポンプ効かせると12〜13 指すので結構優秀(笑)。他車種設定などで国内でキャブは売ってるのに、ジェット類全く流通してないの「ありえないっしょ!」とか思ったんだけど、ここまで動いてくれれば、ある意味成立するね。
🔺「なんだかな〜」な水温の拾い方。設定も全く判らないけど、明らかに電動ファン動き始めるのが遅い。何で判断出来るかというとね、空燃比が薄方向に動き出すの(軽くパーコレ~ション)でっそのだいぶ後に 電動ファン動き出すと少し濃い方向に戻ってくみたいな。そんなこんなの空燃比を拾ってると事件が起こる手前で前兆が数値に出てくれるので、ちゃんと眺めていれば、とっても破損リスクが減るの。半壊れのチューニングエンジンを結構な数開けて見てきましたが、大体燃焼室少し溶けてます。「激しく薄い状態があるけれど気が付いてない」みたいな。