まことさんが投稿したMGA・エンジン始動不良・出張整備に関するカスタム事例
2024年08月19日 22時44分
いすゞ ベレット6台、RX-8 typeRS、IS 300h、エッセ計9台の車を所有してます。 29才の若造ですが…生涯、ベレットに乗り続けるために各種整備に始まり、電気回路、内装リペアの為の縫製etc...修行の日々が続いています🙇 RX-8は販売中です。 開業する意思はありませんが…チマチマ道具を取り揃えております。
お盆休暇の最終日…
ショップのお客さん宅でエンジン始動不良を起こしたMGA 1600のトラブルシュート。
社長と現地に向かう道すがら…問題箇所と思われるところをピックアップしてみまして…大方下記の順序で見れば良いだろうと考えました。
・バッテリー残量
・セルモーター
・燃料ポンプ
・点火系
現地で車を見てみると…バッテリーは新品交換したばかりで電圧値問題なし。
キーを回せばクランキングする。
燃料ポンプも作動音あり。
面倒な点火系かな?と一瞬思いました。
しかし、冷静になって燃料ポンプの作動音を聴いていると…どうにも空打ちしているような。。。
ポンプのOUT側のホースを外してみると…燃料が来てない。
WHAT'S?
給油口キャプを外して燃料の残量を覗き見ると…入ってない😂
ガス欠確定。
問題なのはここから。
事前に用意していた携行缶のガソリンを給油して再度トライしてもポンプのOUT側から燃料がでてこない。。
2ヶ月前に社長と清掃したばかりだから詰まるはずもないと思いながらも…
アナログな方法で配管の詰まりチェック。
→つまりは無くIN側の問題はなし。
そうなってくると燃料ポンプが怪しくて…
給油後もポンプが空打ちし続けるだけの状態に苦笑い😂
ワンウェイバルブの詰まり又は、ポンプ内で圧送する機構が焼付いてしまっている事が考えられると結論付けました。
今回、勉強になったことはガス欠状態で長い時間ポンプを作動させ続けるとエアを噛むだけでなく、焼付きを起こす原因になり得るということでした。
その日の内に代替品の燃料ポンプを注文したので、到着次第、交換に伺いましょう🧑🔧