セルシオのＴＡＫＡさんが投稿したカスタム事例

皆様こんばんは。

約2週間振りの投稿になります。

本日の投稿内容、不適切と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご了承下さい。

先週の23.24.25日の三連休の出来事になります。

23日の朝、義母から連絡が有り、義祖母の様子がおかしく、救急車を呼ぶかもしれない。と

義祖母は認知症等、そう言った事は一切無く、又
老人ホーム等にも一切お世話になる事無く、病院にも無縁な方でした。
耳も遠い所か、むしろ良すぎるくらいでした。

普通に会話も出来ます。
記憶が飛んだり忘れてしまう事は当然有りましたが。

23日の朝から、身内や親戚が集まり、変わる変わる義祖母に会いに来て世話をして下さいました。

23日の夜、私はいつもの様に『ばーちゃん、また来るね。　はい、また来てねー』といつもと同じ会話をして、帰宅。妻は泊まりにて面倒を見てました。

24日の朝、妻から連絡が有り、救急車は時間の問題かも。と。
私は急いで妻実家へ。
昨日と変わらぬばーちゃんの姿です。
『ばーちゃんおはよう。はぃおはよう』と普通に会話も出来ます。ですが、明らかに昨日より衰弱して居るのが分かります。

24日の夜は、私と妻も帰宅。
『ばーちゃん、また来るからね。はい、また来てね。』
と。

22時半過ぎでしょうか、義弟より連絡が有り、救急車を呼んだ。
そして、義母が義祖母と一緒に救急車で病院に行ったと。

タイミング的に、私が一番最初に病院に到着すると、義母が泣き出し、、、
『ごめん、ばーちゃんの心臓止まっちゃった、、、、』
『大丈夫だよ、義母さん悪くないからね。ありがとう』

『2024年2月24日22時45分』
享年96歳

少し落ちついた義母から、
いつもの様に、ヨーグルト食べさせてて、
ばーちゃん、美味しい？
うん。うまいな〜
もう一口食べる？
うん。

その時、義祖母は、ずっと義母の顔を見つめてたそうです。(本当にお世話になったなぁ)と言わんばかりに。

そして、もう一口ヨーグルトを食べて、義母の腕の中で、そっと眠る様に息を引き取った様です。

気づけば、身内や親戚が15人程病院に集まってました。

そして、警察官が2名。

心肺停止が、自宅だった為、義祖母が処置して頂いて居る間、警察の事情聴取が始まりました、、、

同居されて居た方は？どの様な状況ですか？等々、、、

時刻は1時を過ぎてました。

私は警察にどんな状況ですか？
同じく、病院にも聞きました。

警察は、この後検察官が自宅に伺って、現場検証します。と
病院側は、この後、検死が行われます。と、

それを聞いた義母が、『なんでー、ばーちゃんの身体傷付けないで！』と泣き叫びました。

病院側は、この後自宅に検察官が調査しに伺いますので、準備が出来たら、連絡致します。
今は霊安室に安置されて居ます。
一旦帰宅して下さい。と、、、

つまり、警察や検察、検死が全て事件性の無い『白』で無いと、義祖母はこちら側に戻してくれない。と言う事なんです。。。

私達は一旦帰宅しました。
その後、検察が、義父義母と共に家宅捜査をされた様です。

明け方、妻実家へ行き、話しを聞いたら、検察の方は、『この様な形で大切に介護されてたんですね、私達も仕事なので、仕方なく、、、』と涙目だった様です。
事件性も無く、大切に介護されて居た事が証明された瞬間です。

検察の方が病院へ報告し、義祖母は無事自宅に帰って来る事ができました。

私達が妻実家へ行き、タイミング的に妻の方が先に義祖母にお線香をあげてました。
ばーちゃん、寝てんじゃないの？
『こんな白い布掛かってたら、ばーちゃん皆んなの顔見れないじゃん！』と外しました。

その後、私がお線香を。
ばーちゃん、昨日と変わらない顔じゃん！
頬も凄く柔らかく、プニプニしてました。
ただ、一つ違うのは、氷の様な冷たい頬です。

ひと段落もしないウチに、葬儀屋さんが、この度はご愁傷様です。と、、、

一昨晩、昨晩と、ろくに睡眠もとれて無く、頭が朦朧としている義父と打ち合わせに入りましたが、明らかに正常な判断が出来て無い事がわかりました。

私は、義父の横に付いて、一緒に葬儀内容等を決めました。
葬儀屋さんは、値段の高い内容の物をとやかく勧めてきます。
『いゃ、義父さん、これで良いんじゃないの？
このお返しの方が応用効くし、こっちの方が良いんじゃない？等々
そうだなぁ〜そうしよう。』と

親戚は何人くらいおられますか？
義父、、、？んー？

私は、義母さん！親戚何人いるの？
と台所に居る義母を呼び、、、

そんなやり取りをした、あっという間の25日でした。

27日の夕方、自宅を出発し、葬儀場へ、そして通夜。
28日には、火葬、葬儀。

私は、26日通常通りに仕事へ行き、、、
なんかやり残してる事があるんじゃないか？と、ずっとモヤモヤしてました。
ばーちゃんは、皆んなで焼肉をワイワイ楽しくやるのが好きだったんです。たいして食べられる訳じゃ無いんですが、その雰囲気が凄く好きだったんです。

仕事終了後、妻実家へ行くと、義父・義母・義妹・義父の兄が居ました。

私は、ばーちゃんがこの姿で、この家に居るの今晩が最後なんですよね。
今日、ばーちゃんから、『夕飯でも食ってったらいかんべ、焼肉でもしっか！』っ誘われたんです。
不謹慎かも知れませんが、焼肉どうですか？と声を掛けました。

義妹
ね〜　ばーちゃんそう言うの好きだったからね。

義母
ばーちゃん、高広さんに声掛けて、皆んな集める様に言ってくれたんだね(泣)

義父
ヨシ。焼肉にしよう。
でも、あんまり食えねーぞ（笑）

私
良いんです。その雰囲気で。
(実は私、結構権力あったりします（笑）)

余談ですが、妻実家は今の時代では、かなりと言って良いほど少ないと思われますが、女性は男性を立て全ての決定権は男性に有ります。

義母は義父の事を〇〇さんと呼び、義父の言う事に全て従います。

私も、義祖母、義父、義母、、、甥や姪からも、全ての親戚から高広さんと名前で呼ばれます。
ばーちゃんからも高広さんと。
勿論、妻からも高広さんと呼ばれます。

夕飯は、実家で焼肉になった事。は、一旦帰宅してた妻へは、事後報告です（笑）

註
通常の投稿では、ＴＡＫＡさんと書きますが、ここまで読んで下さった皆様へ感謝の気持ちで高広と書きました。

26日の夜です。

男性陣が先に肉を食べ、残った野菜は女性陣がたべます。勿論、肉も残して有ります。

途中で、ばーちゃんに焼肉を持って行ったら、ばーちゃんニコニコしてました。

27日の通夜です。

ばーちゃん、いつもと変わらない顔で寝てます。

妻が学生時代に祖母から買って頂いた着物です。

ばーちゃんの時には必ず着る。と言ってました。

28日の朝、

1番乗りで式場に到着し、1番端のちょっと広いスペースを確保して、一服。

火葬が終わり、式場に戻ると、、、
(セルシオの影で時系列分かると思います)

まるで三途の川の様な不思議な雲でした。

納骨の時は、沢山の方に見送って頂きました。

今回、義祖母の葬儀と言う投稿でした。

義祖母は96歳と言う大往生で旅立ちました。

妻と結婚してからずっと、義祖母には物凄く可愛がって頂き、私が行くと、必ず『夕飯食ってったらいかんべ、焼肉でもしっか』と言って下さいました。
私もばーちゃん。といつも慕っていました。

直系の孫が18人。
私の様に旦那様や奥様と云う立場の方を入れたら36名になります。(まだ結婚してない方もおられるので、36名には達してません)

妻は遺影持ち。
私と云う立場の人間が、祭壇に供える6合と言う食べ物持ち。と云う役付けを頂きました。
勿論、決めて下さったのは、施主である義父です。

義祖母に対しては物凄く気持ちが強いので、この様な長文投稿になってしまい、また最後まで読んで下さった方には、深くお礼申し上げます。

次回からは、通常投稿に戻ります。

最後までご覧頂きありがとうございました。