スカイライン GT-RのLM Limited・純正新品部品・新車化・エアコン関係全交換に関するカスタム事例
2021年03月27日 21時26分
今回は室内作業①です。
例によって、ダッシュボードからエアコン関係等全て取り外します。
ダッシュボード内も全てバラします。
初めにエアコン関係を作業します。
アクチュエーター類、ヒーターコア交換します。
旧品と新品
このプラスチックのホース状の箇所はエンジンルームに突き出る形で装着しますが、最近はこれが劣化で折れる!ケースが多発しているそうです💦
折れたら最後、ヒーターホースが装着できませんしヒーターコア交換は上の写真の通り、ダッシュボード周り全部外さないと交換できませんので、地味に厄介なパーツです😅お知りおきを。
アクチュエーターを交換
ヒーターコアも交換完了
本来はこの白いプラスチックのケースごと交換したかったのですが、ケースは製造廃止でバックオーダーも不可でした。
ブロアファン&ブロアモーター新品
ドレンホース新品
地味な部品ですが、劣化して折れると室内が水浸しになるので注意が必要です。
エバポレーター&エキスパンションバルブ、サーモアンプ等々交換
エバポレーターのケースは幸運な事に、再生産されて新品が入手できましたが、素材が変更されたようで新品は黒になっていました。
ちなみに、ケース左下に突き出たプラスチックの棒状の箇所が劣化して折れるとこれまた室内水浸しコースですので、くれぐれも注意して下さい。
私のはまだしっかりしていましたが、交換します。
旧エバポレーターは、ゴミが詰まってお疲れな感じです。BCNR33はオプションでエアコンフィルター付くものの、私のには付いていませんでした😰
せっかくの機会なのでエアコンフィルターを装着しますよ。
オプション無し車両でも小加工で装着できます。
これでエバポレーターの汚れも防止でき、定期的に交換する事でフレッシュエアーを堪能できます笑
新品ケースに新品エバポレーターとエアコンフィルターを装着、清々しいです。
これで25年の汚れを蓄積したエアコンシステムは撤去され、全て新品になります。
BCNR33のエアコンをリフレッシュする上で避けて通れない鬼門、エアコンホースです。
低圧高圧共に製造廃止でバックオーダー不可
こちらはエアコンホースの製作をオーダーで受けてくれる会社に依頼しました。
主治医が点検したところでは純正部品並みのクオリティで全く問題ないそうです。
コンプレッサーも製造廃止ですが、こちらはリビルド品がまだ手に入るので使用します。
リビルド品もコア不足で入手しにくくなっているそうなので、今後の供給が心配ですね、、、、
エンジンルーム製作編で紹介したコンデンサー、リキッドタンク、電動ファンと合わせてエアコン関係は全交換完了です☺️
実は、一昨年にエアコンが故障し一夏をエアコンなしで過ごしていましたが、地獄そのもの、、、、気合と根性では乗り切れない事を痛感💦
ここまでやれば、暫くは大丈夫でしょう。
エアコントラブルでお困りの方、33はエアコンホースとコンプレッサー以外、細かい電装品含めまだ供給されていますよ。急ぎましょう。なお、32、34も基本的な構成は同じなので参考になれば幸いです。
室内作業②に移行します。