86のロードスターND・ND5RC・ロードスターの欠点・インプレッションに関するカスタム事例
2023年06月09日 12時53分
一日で170km走ったので、今度はロードスターのデメリットをば。
ロードスターに興味がある、購入候補の人への参考になれば。
ロードスターは
「走行距離が〜30kmなら楽しい、50kmを超えると苦痛、100kmを超えると疲れるから二度と乗りたくない」
と思えてくる車です。
峠とサーキット専用なら楽しい、デートや旅行目的で乗るのは一切やめとけという車です。
県内で峠専用とするなら最高の相棒となります。
ロードスターに乗る体感を例えるなら、
「長方形の金属の箱に豆腐を入れ、上下左右に揺さぶる」感じです。豆腐は当然崩れていきます。
アームやブッシュでのタメや防振もありません、直で突き上げます。金属の箱が受けた入力を、車内で唯一柔らかい肉体に全フィードバック。常時緊張を強いてくる。なので疲れやすい。
シートも固めで、反発力も強く、包み込む感覚は希薄です。なので腰にきます。
肩もサポートがないので、ハンドルを持つ腕と肩に振動が直接来て凝りやすい。
レカロなどの社外推奨。
ロードスターは簡単な入力でドアが全開になります。
同じクーペでも86は「1段」「2段」とドアが開き止まる地点がありますが、ロードスターは簡単に全開になるので神経を使います。
雨の日や駐車場など、隣に車がある場所ではドアパンチ要注意です。
カーナビやスマホなど、ライト点灯や夜間に応じて表示が反転しますが、マツコネは日中表示と変わりません。
夜間に煌々と光りすぎて眩しく、改善して欲しいポイントです。
快適性を一切省いているスパルタな車なので、シートヒーターや安全装備も焼け石に水な感じです。
短時間しか乗れない車なので、RSやレザーは不要。買うなら基本が揃った「Sスペシャルパッケージ」を買い、上位との差額分をレカロシートや社外ナビなどの快適性に振った方がいいです。
もし自分がロードスターを購入するなら
「Sパッケージ」を選び、
・レカロシート
・社外ナビorディスプレイオーディオでバックモニターあり
・足周りを柔らかめのものに交換
・更に求めるならコンフォート寄りのタイヤ
を取り付けます。
まとめるとロードスターをオススメするのは
・短距離短時間しか乗らない
・峠やサーキット専用
・肉体が頑強または若者
逆に向かないのは
・デートカーや長距離にも使おうと考えている
・肉体的に疲労が少ない車がいい
・快適性はある程度欲しい
と思われます。
思いっきり割り切った車なので、1台で何役もこなす等考えていると苦痛すぎて死にます。
近場のサーキットや峠専用と思えば最高の相棒です。
参考になれば👍