コペンのオッサンの独り言・再生屋・セミレストアの続きに関するカスタム事例
2021年12月20日 20時54分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
濃いめのグレーにオールペンしたいなぁ。。なんて思う年末です。ルーフとリヤウイング、サイドミラーはさらに濃いめのグレーに。
「板金塗装の仕事してんだから出来るっしょ!」
なんて。😊
ケツから板金待ちの車両そっちのけなんてやりませんよ。お客様優先。
さて。箱バンのセミレストアの続きにお付き合い下さい。めんどくさい方はどうぞスルーで。
ではでは。
前回は確かココまででした。アウターパネルどころかインナーもスライドドアのレールも見るも無惨な状態。一部ウエハースのようなサクサクのズブズブでしたが。。
インナー側の再生終了。オリジナルは錆びて当たり前の作り、水抜きすら無くアウターパネルを支える骨なんて鉄板3枚重ねで合成。その重ねた鉄板の間からの腐食で、膨れたサビがレールを持ち上げドアがスライドしないという。今回は日本仕様にモディファイしました。下部側アンダーのビームの肉厚を1.6ミリの1枚モノで重ね無しの強度もかなり良くなります。写真では分かりにくいですが、奥に見える壁も腐食部分は全て切除して切り継いでます。Bピラーにあたるサビの酷いアンダーも途中から切除してココもまた日本仕様に。水捌けよく、空気の流れ良く作り込み、エポキシの亜鉛塗料、ローバルを塗り込みインナーのサビ対策です。「一部砂吹きしました。」
ボンデ板(ジンク板とも言う)に作業始めにおこした型紙からケガキ、裁断、叩き込みで、凹プレスラインとBピラー側ヘミング曲げ、アンダーとフェンダーアーチは90度曲げの叩きで仕上げたモノです。
細かいですけど、型紙は原寸から数ミリ小さくケガキ入れします。コレは感覚的なモノで、叩き込み時の鉄の伸び計算。。難しいですね(笑)本当感覚なんですよ。
仮付け。Bピラー、フェンダーアーチの接合部分もキッチリ合ってます。溶接ギャップ0.5ミリ(接合部分の隙間)全てバッチリです。
ため息しかないコレが。。
こうなりました。
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