アルトバンのSIRAKOBATO超理論・アライメント・トー調整・トーアウト・キャンバー角に関するカスタム事例
2022年10月15日 15時50分
「アルトバン超楽しい🤗🤗」
「なんだろう思ったところにスイスイ曲がってくんだよなぁ」
「友達の車だと、こんなことないのだけども、、なんで、、?」
息子が峠で走っていると
必ず発する言葉
これは車の重心位置
それに近づけた回転軸
アライメントの調整によって
回転軸を重心位置に近づけているのです
一般的な市販車は
直進時の安定性のために
フロントリアともトーインにしてますよね
このアライメントの場合
どのような力が車にかかっているのか
普通に考えては分かりづらいので
車を止まった状態で
右、横に引きずったと考えます
それが上の図です
図を見れば分かると思うのですが
フロントリアとも車軸の中心に
右回転が起こりますよね
車の中心では回転が起ない
積極的に車を回転させてないというのが分かりますね
上の図では右に引きずってます
右側に G がかかっているということですね
ですので、この状態は、
左側に曲がっている状態です
左カーブということは
右側に重心がかかります
右側に重心がかかるということは
トーインの状態だと
右側の、前後ろのタイヤが
後ろ側に力がかかっている状態に
つまりコーナリング時スピードが落ちてしまう
このように曲がりづらいのが
フロントリア共、トーイン
なのです
次にフロントトーアウト
リアトーインです
この状態で車を右横に引きずってみましょう
するとフロント車軸中心では
左回り
リアは変えていていないので
右回りということになりますよね
そうすると車全体では、、、
そう車全体では、左回りになるのです
上の図も右に引きずっている状態なので
つまり左カーブの時の状態ですね
左へのカーブの時
フロントトーアウトでは
車が左に回転する
つまり積極的に車自体が
カーブに沿って回転するということになります
つまりコーナーが曲がりやすい
そのようなセッティングということになります
次に
フロントリア共、トーアウト
その状態を横に引きずって考えてみましょう
この状態だと
車軸の中心に回転軸が起こるのではなく
車の中心に回転軸が起こります
つまり一番安定してコーナーを曲がれる
そのようなセッティングということに
ですがフロントリア共タイヤが外側に向いているので
まっすぐ走らない
とんでもなく
乗りにくくなってしまう車になってしまいますよね
でもコーナリング時は一番安定しているセッティングなのです
※段階を踏んでセッティングしよう
とりあえず皆さんはどうすればいいか
今までの説明で
フロントリアともトーアウトが
コーナーで曲がりやすいセッティング
そのことは理解できたと思うのですが
真っ直ぐ走っている時に危ない
ですのでまずは
フロントトーアウトに
そしてマイナスキャンバーをつける
キャンバーボルトを使って
フロントにマイナスキャンバーをつけるのです
フロントをトーアウトにすることによっても
フロントの前側が広がり
まっすぐ走りづらくなりますよね
それをマイナスキャンバーをつけることによって
調整する
そうするとフロントタイヤの接地面が
タイヤの内側になりますので
フロントタイヤが横に逃げるような力を
内側に接地面を変えることによって
その力をまっすぐに変えることができるのです
フロントトーアウトにするなら
マイナスキャンバーを
まずはここから
アルトのリアのセッティング
ノーマル時のセッティングは
トーションビームの
リアのトーの変化
それにより
結構強めにトーインがついています
ですのでフロントを
多少トーアウトにしても
タイヤは鳴らないのですが
それについては、また次回に
後、、回転軸について、ですね
それも次回に