BRZのレーダー探知機取付・ユピテル・YK-3000・OBD2接続・ユピテルレーザー&レーダー探知機に関するカスタム事例
2024年08月17日 22時34分
バラードスポーツCR-X→インプレッサWRX STi VersionII→フーガ350GTスポーツパッケージと乗り継いで、今のBRZに辿り着きました。 インプでサーキット走行とチューニングを楽しみ、フーガは下駄使いで長年保有もイマイチ愛着が湧かず、やっぱりマニュアルが乗りたいと今のBRZへ。フーガの重たい車体と比べると軽くてただただ運転するのが楽しくなる車です。
こんばんは!
先日購入した本体(ユピテルYK-3000)の到着後に追加で注文していたOBD2接続用のケーブルが今日の夕方に届いたので、日が落ちる前に早速取り付けしてきました。
私の場合は受信用ユニットをダッシュボード中央、ディスプレイユニットを運転席側に設置(配線は全て運転席側で実施)する方法で作業しました。
取付作業用の道具ですが、結論から言うと、配線ガイド(配線通し)は要りませんでした。私はエーモンの真っ直ぐなやつと針金みたいな黄色いのの2種類の配線ガイドを事前に買って万全な体制で臨みましたが、配線ガイドを使ってスピーカーの所から通そうとしたけど、そんな難しい事しなくて大丈夫だったのです。(詳細は下記の記事を参照ください)
作業内容について、先日EDFC5を装着して貰ったガレージソニックさんに電話してEDFC5用のGPSユニットの配線をどうやったか聞いてみたら、Aピラーも外さずに配線作業可能(ただし、スピーカーカバーと足元のカバーは外す方が良い)との事でしたので、同じような手順でやりました。
準備すべき道具は以下の通りです。
1内張りはがし
2ドライバー
3養生テープ
4脱脂剤と拭き取りウェス(私はシリコンオフスプレーとショップタオルで代用)
5固定用テープ(私は完全固定用の付属の両面テープではなくファスナーテープ(マジックテープ)で固定しました)
6タイラップ(余った配線をまとめて結束するのに使用)数本
7ニッパー (タイラップの余分な部分をカットするのに使用)
夏場の屋外作業で他にあると良いものは、
虫除けスプレー(ポータブル蚊取り線香みたいのも有れば尚良し)、汗拭きタオル(緩衝用のマットとしても代用出来るので)、熱中症対策用の飲み物、ですかね。
作業の大まかな流れは以下の通りです。
(事前準備)
1一通り結線してOBD2ケーブルで接続して、ちゃんと作動するか確認する。
2機器の固定にファスナーテープを使用する場合は受信機とディスプレイユニットのそれぞれを止める用に予め付属の両面テープと同じ大きさでカットしておく。
(受信機側の配線&設置)
1運転席側の樹脂カバーを内張りはがしを使って外す
2内側にあるネジを1本外す
3運転席側足元のカバーを外す(コネクタ類は外さなくて良い)
4運転席側のダッシュボードのスピーカーカバーを外す
5本体設置位置を決めたら本体側のケーブルを窓ガラスとダッシュボードの間に隠して通す。(多少長さに余裕を持たせると配線隠しや位置決めの際に調整しやすいです)
6スピーカーカバーの所まで来たら、スピーカー設置場所の縁に沿わせて配線し、エアコン吹き出し口とAピラーの間を通してドア側のパネルの穴から配線を通して車内に引き込む。(これで受信機側の作業は概ね終了)
(ディスプレイユニット側の配線&設置)
1取付位置に設置(仮設置でもOK)したら、配線を通していく。
2運転席足元まで配線を通したら、受信機側のケーブルとコネクタを接続する
(OBD2接続ケーブル)
1上記の作業まで終わったら受信機側からのコネクタと接続する
2カバー類を元に戻す前に、作動確認する
3問題無く作動する事が確認出来たら、スピーカーカバーを元通りにはめ込む。
4OBD2ケーブルや本体側、ディスプレイユニット側からのケーブルで余っている分をタイラップでそれぞれ纏めて隠す。
5足元のカバーを元通りに取り付けて、外してあったネジを取り付けて、目隠しカバーを嵌めれば作業終了。
内容物はこんな感じです。ケーブルと取説、タイラップと配線留クリップが入ってました。
下準備として、スバル車用にDIPスイッチを設定します。デフォルトだと全オフ状態(全部のスイッチが上にある状態)でしたが、精密ドライバーで2と3をONの位置に下げてセットしました。本当はボールペンとかの先の丸いのでやる方が良いみたいです。(取説ちゃんと読まなかった)
一応、最初からコネクタにセットされているヒューズも外して、切れていないか確認しましたが、この確認作業はしてもしなくても大丈夫でしょう。
車内に持ち込んでから、先ずは一通り結線してからOBD2コネクタに接続して、ちゃんと動くか確認して、それから作業を開始しました。
先ずは、運転席側のカバーを内張りはがしを使って外し、内側のネジをドライバーで外します。
そうすると、配線がある部分の足元のカバーを上から引っ張れば外せます。
写真はそのカバーを外した状態です。
この作業は、のれん分けハーネス接続 とかで検索かければ動画もすぐに見つかります。
スピーカーカバーを内装はがしを使って外します。私はエーモンの内張りはがしで細身の2本セットになってるのを使いました。(品番は3518)
Sグレードの場合は、スピーカーカバーにツイーターだかスコーカーだかが付いていますが、これは取り外さなくても作業可能です。(コネクタを外そうと試みましたが硬くて外れず、作業に影響が無かったので外さずにそのまま少しハーネスを引き出してカバーを浮かせて場所をずらす事で配線隠し作業をしました。)
最初はこのカバーを外してスコーカーが収まる付近(ハーネスが出ている部分)の穴から配線ガイドを使って配線しようと思ったのですが、配線ガイドが上手く通り抜けなかったので断念しました。だって、良く見たらEDFC5のGPSユニットのケーブルが縁に沿わせて配線してあったのです。
(配線ガイドの話をガレージソニックさんとしても話が噛み合わなかったというか口が重そうだったのはこのせいだったのかも。)
まぁ、結果オーライで、受信機側からのケーブルは窓側寄りの縁に沿わせて、ディスプレイ側の配線はエアコン吹き出し寄りの縁に沿わせて配線しました。
受信機側からのケーブルとディスプレイ側からケーブルの2種類を通したら、夫々とOBD2ケーブルを接続して余ったケーブルを束ねて、遊ばないようにしたら、配線は完了です。余った配線を車内側に押し込もうかとも思ったのですが、カバーの形状的に丁度余ったケーブルを止めておけそうなスペースがあったので、そこに養生テープで止めました。振動とかで剥がれて遊ぶ音がする様ならまた対策考えます。
ここで、もう一度、電源を入れて動作確認します。
問題無く作動する事が確認出来たので、もう一度、変な配線の噛み込みや挟み込みが無いか確認したら、外した時と逆の手順でカバーやネジを取り付けて完了です。
そういやここのブラケット、なんでこんなにサビてるんだろう、、。
ディスプレイユニットはこんな感じで取り付けました。ファスナーテープ止めなので、外れはしないけど結構グラグラします。ここは実走行で問題無いか再チェックです。
ファスナーテープを貼り付ける前に、車体側とユニット側それぞれ脱脂してから貼り付けました。
スピーカーカバーも何気に少し浮いてる感じ。配線一杯挟みすぎたからですかね。まあ、浮いてしまうなら押してはめ込めばいいです。
取り付け作業が全て完了してから、内側の窓ガラス掃除しました。暑い中で配線隠したりの作業をするので、どうしても汗とかで汚れます。ちゃんと掃除してきれいな視界にしましょう。
配線後のダッシュボード状態はこんな感じです。左手前からナビのGPSユニット、中央にレーダー受信機、奥がEDFC5用のGPSユニットになります。
レーダー受信機側からの配線も付属のケーブル止めを使い、だらしなくならない様にしました。
レーダー受信機も取り付ける際に車体側とユニットの両方を脱脂してからファスナーテープで貼り付けてます。ファスナーテープ止めにした理由は、次の買い替えの際に交換しやすくするためと、受信感度調整が必要となりそうな場合に向きを変えたり高さ調整で台座を挟みやすくするためです。
受信感度に問題が出そうであれば、ホームセンターにでも行って、スポンジゴムを買って台座でも作ってみようと思ってますが、今日は時間が遅くなってしまったので、買いに行く時間がありませんでした。
運転席側からの視界はこんな感じです。そんなに影響は無さそうです。精々フロントスピーカーからの音が少し聞きにくくなるくらいなのかな?
本当は受信機をもっと窓側に寄せたかったのですが、そうすると水平角度が保てなくなるのもこの位置にした理由です。台座作って厚みや角度調整すればもう少し窓側に寄せれると思います。
作業完了してから、エンジン掛けてエアコンの効いた涼しい中で待受画面の設定しました。
起動時はエンジン掛けて少し経ってから起動表示する感じです。
OBDからの情報もちゃんと取れていましたので、水温、吸気温、電圧で取り敢えず設定してみました。水温が数値で把握出来るのはやっぱり見易くて良いですね!
油温も表示出来たら文句無しなのに、、。(じょんとさんからの情報では別のスキャンルールだと油温も表示可能らしいので、サーキット走行する様になったらまた別の手を考えます。)
アイドリング状態では水温90度、吸気温が50〜53度位でした。
エンジン切ってからレーダー探知機の電源が切れるまで数十秒かかる感じでしたが、問題無く電源落ちてるみたいなので、多分バッテリー上がりの心配はしなくても大丈夫でしょう。(一応、電圧はこの時14.1〜14.2vの表示だったので、次回起動時に電圧極端に下がってないか確認して、もし大幅に下がってたり、長時間乗らない日が続く時はOBD2コネクタ抜いておけば大丈夫でしょう)
今回大活躍した内張りはがしはこちらです。