CR-Zの頭文字D聖地巡礼・イニD聖地巡礼の旅・椿ライン・スカイラウンジ・北條豪に関するカスタム事例
2022年09月16日 10時05分
【聖地巡礼の旅 椿ライン編】※今回は長編です
神奈川県の県道75号線にある峠。椿の花が多く植栽されていることから椿ラインと呼ばれている。
原作ではサイドワインダーと神奈川エリア最終戦としてバトルした場所。対戦相手は北条兄弟の弟豪と乾信司。
【聖地巡礼の旅 椿ライン編】
原作で何度も出て来るスカイラウンジ。
久保英次
「15秒のアドバンテージを作りました。不満ですかな?15秒では」
北条豪
「充分だ。俺を誰だと思ってるんだ。群馬から来たヤンキー上がりにドライビングで負けると思うか?」
久保英次
「群馬から来たヤンキー上がりも侮れませんでぇ。15秒のアドバンテージも使い方を間違えば足掬われます」
北条凛
「死神GT-Rはもう居ない。だが俺は生きている。だから行きたい所に俺は行く。こうして話すのも随分久しぶりだな。お前にも親父達にも迷惑をかけてしまった。おまえに出来る最高の走りをしろ。今まで培ってきたものを全部出してみろ そして楽しめ」
北条凛
「プロジェクトDが何故あれ程強いかわかるか?アイツらはどんな時でも楽しそうなんだ。車が好きで峠が好きでここまで走って来た。どんなピンチに立たされてもそれを何処かで楽しんでしまう。それに比べて神奈川陣営は楽しめていない。意地とプライドが邪魔をするんだ。楽しんで仕舞えば良い。特に今日はカーニバルの最終日だからな」
池谷浩一郎
「来るぞ来るぞ〜」
武内樹
「スッゲ〜」
池谷浩一郎
「プラクティスの時と迫力が違う。ベッタリと低くてホントにスーパーカーだ」
健二先輩
「しかも先行だぜ。消耗戦になったら100%FDに勝ち目が無い」
北条豪
「楽しいだけで走ってられたのは、もう昔の話だ。兄貴は何かがズレてるんじゃないのか?あれこれ考えるのはヤメた、俺はいつものように自分の速さを見せつけるだけだ、この車で!」
乾信司
「わからない。この人たちは何を期待してこんな所に集まっているのか?こんな女の人まで、こんな場所に似合わない気がする。僕はどうしたらいいんだ」
乾信司
「僕はどうしたらいいんだ…もう今更ノコノコと出て行けないよ。でも家にも帰れない。北条さんより母さんの方が怒っている。
乾信司
「何でいつも僕はこうなんだろう。大事な時にいつも逃げてる。母さんをガッカリさせる。でも一番ガッカリしてるのは…」
沙雪
「ウチらは群馬から来たんだよ〜遥々ね」
乾信司
「でもどうしてそんな遠くからわざわざ観に来るんですか?」
沙雪
「そりゃ元々走り屋だし…つーか楽しいんだよね」
佐藤真子
「観てるだけでドキドキしちゃう。自分でハンドル握ればもっと楽しいけどね」
乾信司
「楽しい…」
乾信司
「北条さんの赤い車、楽しそうなんかじゃ無い。でも黄色い車は…笑ってた」
【回想】
北条豪
「何をどうすれば良いのか、本当に良く知ってるよな兄貴」
北条凛
「お前、才能あると思うぜ、豪」
北条豪
「いつもと景色が違う、未体験ゾーンか?」「兄貴、どうすれば良い?」
「拾うぜ確実に、一つづつの勝負を。攻めなければ…」
極限の域に達したプロジェクトDの切札啓介の前に北条豪はスピンして敗れ去るのでした。
北条豪
「負けたよ、兄貴」
北条凛
「よくやった」
乾信司
「真子さん、沙雪さん、もう僕行かないと」
火を付けられた信司がスタート地点に向かって走り出す。
乾信司
「真子さん、見ていて下さい。僕は藤原拓海を負かすかもしれないです」
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著作 製作 しげの秀一
「真子さん、藤原拓海に勝ったら僕とソフトクリーム一緒にペロペロして貰えますか?」
ん?