かずさんが投稿したカスタム事例
2022年05月23日 06時34分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
バイト先からポルテのスライドドアモーター交換の依頼があり交換作業をします。
ポルテあるあるで初代はよく起きる故障でしたが今回は2代目の14系ポルテです。
切れたのはワイヤーの取り付け付近です。
まずテールを外しサイドパネルを外します。
ワイヤーの取り付けを外して内張りを剥がすとモーターとレギュレーターが見えますがレギュレーターを見てみると切れたワイヤーが巻き取られレギュレーターが破壊しています😓初代と変わらず同じ光景です。
慣れた手付きでサクサクっと外していきます。
パワスライドモーターASSYは初代と比べて少しコンパクトになってやり易いです。
外したモーターASSYと新品です。通常はモーターのみで初代はレギュレーターのみの供給がありますが今回は保険でASSY交換なので供給されているか不明です。実費だと5万前後かと思います。
モーターASSYを取り付けたらワイヤーをヒンジの穴に通しリンクをヒンジに固定します。
ワイヤーの端をレールに差し込みます。初代は嵌め込み固定です。
リヤを引っかけフロントひっ掛け最後にリンクのカラーを取り付けます。
各取り付けを確認したらモーターの電源カプラーを取り付けます。
パワースライドドアのスイッチを入れて作動確認をします。問題なければ内張りを取り付けてバワーウインドーの設定をして交換作業終了です。
ポルテに限らずパワースライドドアのワイヤー切れの原因の1つに半ドアや全開の時に勝手に閉まったり開いたりするのを防止するセフティー部品の写真の部分の爪のロックを解除するドアロックリリースモーターが動かなくなり爪が解除されず引っ掛かり無理にモーターがワイヤーを巻きあげモーターが止まるまで時間があり切れるのがほとんどです。ポルテに限らずパワースライドドアに乗っている人はたまにきちんとリリースモーターが作動しているか気にした方がいいですね。