かずさんが投稿したカスタム事例
2021年01月21日 23時34分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いから電話があり吹き出し口の切り替えが出来ないので診て欲しいというので確認してみると車はH47Vミニカで確かに切り替えのノブが固く回りません。
取り敢えず夜で暗く分かりづらいのでネットでよく似た症状があるか調べて作業行程を考える為に取り敢えず帰ることに。
雪も降る様子も無く天気が良いので作業開始のため引き上げてきました。
大体原因は吹き出し口にネジ等の細かい物を落としたりコーヒー等の飲み物を溢したりが多いみたいです。
写真の左端のワイヤーが吹き出し口切り替えのワイヤーでワイヤーを外して単体で手で動かしても固く回りません。
さてこうなるとヒーターボックスを外して分解する大作業になります。
まずバッテリーターミナルを外します。
ダッシュを外すためデッキ、吹き出し口切り替えユニット、メーターと外していくためバラしていくとダッシュ上部の小物入れを外すと原因らしき物が目に入りました。
どうもコーヒーを溢して吹き出し口に入りヒーターボックスに入り込み切り替え部分に付き件数が経つうちにヒーターの熱で溶けて糊みたいになり内部の機能を固着させたみたいです。
ダッシュを外す段階まで進みましたがダッシュに鉄のパイプみたいな物が付いて重いのですが左右の端に+ネジで2本、メーター裏にボルト1本ででダッシュとパイプみたいな物と固定しているので外すとダッシュとパイプみたいな物が分離して車外に出しやすくなります。
ステアリングは外さずステアリングを付けたままシャフト取り付け部分で外して下に落としておきます。
ダッシュとパイプフレームを車外に取り出します。
取り出したついでにダッシュを綺麗にしておきます。
外した状態の室内です。
ここからヒーターボックスを外して分解します。
調べていたサイトから写真を借りましたがここまで分解し白い半月みたいな物を外して綺麗にして組み直す感じになります。
ヒーターボックスをバラす前にこれだけ広くなっているのでもう一度切り替えのリンクをゆっくりと捻ってみるとミチミチっと鳴りパタンと動いちゃいました😓
少し引っ掛かる感じがするので取り敢えず何か綺麗にするものがないかと考えていたらエバポクリーナーの半端があったのでそれを上から吹き付けてやり何回かリンクを動かしてやるとだんだんと軽くなってきたので吹き付けてリンクを数回動かして泡がなくなったらまた吹き付けてリンクを数回動かしてやるという行程を4回程繰り返して泡がなくなったらエアブローしてやりました。
因みにエバポクリーナーを使った理由はブレーキクリーナーでも良さそうですがブレーキクリーナーは揮発性が高くすぐ乾いてしまい更にリンクの軸の油分も飛ばしてしまいます。
エバポクリーナーは吹き付けてやると泡状になり汚れ部分に留まりエバポに付いた埃などの汚れを落とす為使えると思い使用しました。
予想通り完全に乾いていないですがリンクを動かすと軽く動き粘着物が残っている感じもありません。
ダッシュを外したついでなのでヒーターボックス等もダッシュを組む前に綺麗にしておきます。
ヒーターボックスに当たるヒーターパイプのスポンシが汚れています😓やはりコーヒー等を溢したのが原因みたいです。
あとはダッシュを組み付けて外した物を取り付けていき作動確認して問題なければ終了です。
吹き出し口切り替えも軽く動き問題無いので吹き出し口に異物を落としたり飲み物を溢したりしない限り問題は無いと思います。