セリカのカーオーディオの沼・マクラーレンF1・カーオーディオと私に関するカスタム事例
2023年08月22日 10時23分
先日、カーオーディオの集い(といってもマンツーマン)でセリカの調子を見ていただいたあと、やはりカーオーディオは面白いなと再認識。今日は私のカーオーディオに対する思いをだらだらと書き綴ります。
――――――――――
私の会社の同僚にはとある大学の有名なオーディオ研究会の元部長がおり、彼曰く「カーオーディオに何十万もかけるなら3万円のホームオーディオの方がいい音がする。」とのこと。これは私もそう思う。電源事情、ルームアコースティクス、リスニングポジション、スピーカーのエンクロージャー、そもそもロード&エンジンノイズ。どれをとってもカーオーディオは不利なことばかり。良い音を聞きたいだけなら部屋で聞いた方がいい。
では、なぜカーオーディオにお金と労力をかけるのか?自宅では大きな音を出せないという方も多いが、私の場合はそれよりも「車を走らせながら良い音で聞きたい」からなのだ。ここでいう良い音はモニタースピーカーのように整った音ではなく(それも嫌いではなく、極端にバランスの悪いズンドコは嫌い。)、劣悪な車内環境を乗り越えて感動を与えてくれる音だと考えてる。
ゆえにセリカもことさら高いユニットに手を出したり、ライトウェイトスポーツカーであり、優秀な3ドアハッチバックのユーティリティを崩さない範囲でのチューニングにとどめている。
話は変わって、もし「好きな車を一台作れるなら」という夢語りをするのであれば、私はロードゴーイングカーの金字塔マクラーレンF1のような3人乗りのセンターハンドルか、その後継であるGMAのT50あるいはジンガー21Cのようなタンデム2シーターを設計したい。ハンドリングの左右均等化が主な理由だが、オーディオも左右そろっているのが望ましいと思う。
私が高校生の頃はマクラーレンF1の記事がそこそこあった。マクラーレンがケンウッドにオーディオを開発”させ”その見返りとして広告にF1を使うことを“許可した”のは有名な話。6連奏のCDチェンジャー、センターにウーファーを搭載していたと記憶していたが、実際には右前方だった。F1をもってしても私の理想からは離れているのか?(笑)
マクラーレン F1
F1に採用されたKENWOODのシステム
F1のキャビンレイアウト。ツィーターとミッドは左右対称、右前にウーファー、左前にアンプとネットワークと書いてある。
オーディオのスイッチが整然と左側に並べてあるのも美しい。
ジンガー 21C。
オーディオカーとしてはキャビンの狭さがネックになるか?ガラスですごい乱反射しそう。