アル虎さんが投稿した西部警察・三豊市・加ト吉・テーブルマーク・スカイラインに関するカスタム事例

西部警察　香川ロケ巡り8
三豊市山本町（旧山本町）
加ト吉山本工場 （現テーブルマーク山本工場）

宇高国道フェリー乗場近くで射殺事件があり、たまたまその近くを通り掛かった、加ト吉の社員西川さんを尋ねて大将（柴俊夫）とジュン（石原良純）がやってきたのがこの加ト吉山本工場。
現在は社名が変わってテーブルマークに。
詳しくは後ほど。

ジュンの愛車ともいうべき、RS-2が門を潜り右奥の事務所前に止めて西川さんを尋ねますが、観音寺市にある本社へ行ってるとのこと。

後に登場するのが、観音寺のとある場所でジュン達が犯人に襲撃されるのですが、西川さんが会社に応援を求め、一斉にこの門から何台もの大型トラックが飛び出すのであります。

加ト吉は、観音寺市が本社の冷凍食品メーカーでした。
加ト吉の由来は、創業者の祖父　加藤吉次郎の「加藤」と「吉」を略して加ト吉に。
その祖父が元々観音寺の水産加工個人商店を営んでいましたが、孫が後を継ぎ加ト吉を設立。
エビの加工下請けをしているうちに、冷凍エビフライを開発。これが大当たりし業績を伸ばします。
その後、讃岐名物「うどん」を冷凍うどんとして売り出し、これも大当たり。
加ト吉を冷凍食品のトップメーカーに押し上げます。
また、この香川県でホテル事業も展開するなど、事業は順調に見えました。

ところが2007年、巨額の架空売上を計上していたことが発覚。
上場しているだけに、信用は大きく失墜。
上場廃止し、JTの完全子会社になりその後加ト吉からテーブルマークに商号が変わり今に至ります。
山本工場の建物は、加ト吉時代と変わらず。
変わったのは、看板と銘板のみ。
銘板は、プラスチックに印刷されたものを貼っているだけなので、おそらくこの下には
株式会社加ト吉　山本工場
とあるはずです。