ハイゼットカーゴの橋好きに関するカスタム事例
2019年06月19日 22時17分
昨日今日と講習会出席のため岐阜市へ出張でしたので、ついでに旧揖斐川橋梁へ道草してきました。
この鉄橋、元は国鉄東海道線の橋なんですが、その建造年は明治20年とありますから、なんと132年も前の事。
その時代にこんな長大な橋が建造され、しかもそれが現役(人道橋として)で現存しているってのは奇跡に近いと思います。
トラス部材に取り付けられている銘板が実にカッコいいです。
流石に当時の日本にはこんな規模の鉄橋を建造する技術がなかったようで、この橋は英国パテントシャフト&アクスルツリー社で製作されています。この会社は残念ながら現存していないようですが😅
ただ、当時鉄道黎明期だった日本の鉄道建設を支えたイギリス人技術者が懇意にしていたのか、パテントシャフト社の鉄橋は、今もいくつか我が国に現存していて、岐阜県内にもう一つ、揖斐川橋梁の兄弟橋が恵那に残っています。いつか取材しに行きたいなと思ってます😁
架橋から僅か20年後の明治41年には、東海道線が複線化された事により一線を退き、その後は道路橋に転用されて平成12年まで県道指定にもなっていたようですが、後に自動車も通行禁止となり、人道橋として余生を送っています。
ただし、二輪車は通行禁止にはなっていないようで、たまに地元のお爺ちゃんお婆ちゃんがスクーターやカブで通っていくのを見かけます。ワタシもいつかここまでドリームで来たい、、、(笑)。
トラス越しの相棒(笑)。
一部コンクリ補修がなされてますけど、橋脚の煉瓦がまたソソるのよね😍
ちなみに、隣の橋が現在の東海道線の橋。この間にもかつてもう1本橋が架かっていたのか、古めかしい煉瓦の橋台が残されていたりします。多分明治41年の複線化された時の橋だと思われますが、どんな橋だったのか非常に気になります。それが撤去されて、旧揖斐川橋梁が残された経緯とかも。
こういうのを考えるのが、いわゆるロマンってやつなのかな〜、なんてね😅(笑)。
相棒の元へ戻ったら後光が差していた(⁉️笑)ので思わずパチリ。
講習でどっぷり疲れた後の、良い鉄分補給になりました🌉(笑)。
やーしかし、ホンマに疲れました😅
講習内容が、講義というよりはグループディスカッションがメインで、発言や場を取り仕切る機会が多く、眠くはなりませんでしたが、非常にシンドかったです😅これなら仕事の方が楽だと思ったくらい。
でも終わってみれば良い経験が出来たと思うし、なんか一抹の寂しさみたいなものも感じてます。
たった2日間でしたが、全くの初対面から始まり、苦楽を共にしたグループのみんなで、最後一杯呑みにでも行きたかったなぁ、、、(笑)。