C5 ワゴンの素晴らしい建築との邂逅・ドライブ・気まぐれ巡行・シトロエンと東京の建築物に関するカスタム事例
2021年09月09日 13時49分
2021年9月 東京都中央区日本橋本石町にて
中央区立常盤小学校
(旧東京市立常盤尋常小学校)
1929(昭和4)年 竣工
設計 東京市設計部
区内の復興小学校としては、銀座の泰明小学校と同時期に建築された。両校とも計画段階から隣接地に公園を造り、校舎ともども現在まで現役使用されている。
半円形の窓や庇の幾何学的な装飾が大きな特徴となっている。大正から昭和にかけて流行ったアールデコの影響も見てとれる。
東京市立常盤尋常小学校は明治6年に開校したが、関東大震災で旧校舎が損壊しました。
昭和4年に復興小学校として鉄筋コンクリート構造で建て替えされて現在に至っています。
築後90余年が経ち周囲には高層ビルもだいぶ増えている中、当時の姿を残している歴史ある小学校を継続的に維持していただきたいものです。