カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ノート e-POWERに関するカスタム事例
2024年08月22日 15時47分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ再レビュー編
日産 ノートe-POWER(E13型)
続いてノートe-POWERに乗りました。最近マイナーチェンジされましたが、マイナーチェンジ後に乗る前にマイナーチェンジ前の車両を乗ってみます。
E13ノートe-POWERとは?
『ショートノーズ&ロングルーフ、ミニバン風なデザインを持つ日産のコンパクトカー「ノート(NOTE)」。今回、フルモデルチェンジを行い、3代目となった。「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」とのコンセプトのもと、プラットフォームを新設計すると共に、システムを大幅に刷新しパワーアップした第2世代の「e‐POWER」を初搭載するなど、全く新しい先進コンパクトカーとして生まれ変わった。ラインアップは、1.2L 直列3気筒DOHC(モーターアシスト方式)の「HR12DE」エンジン搭載車、「F」、「S」、「X」を設定。第2世代へと進化した「e‐POWER」は、モーターとインバーターを刷新。モーターは先代「ノート」に比べ、トルクを10%、出力を6%向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、さらにエンジンの効率も高めたことで、加速性能だけでなく同時に燃費向上も実現した。また、システムの制御によるエンジンの作動頻度低減や、車体の遮音性能向上により、コンパクトカーでありながら、1クラス上の静粛性を実現。加えて、路面状態からロードノイズが大きいと判断した場合には、積極的に発電を行う制御システムを世界で初めて開発、より静粛性を高めた。エクステリアは、フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプ、そこにつながる新型のVモーションクローム、フロントからリアまで一本の線でつながるキャラクターラインとその下に広がるクリーンで見る角度により、豊かにうつろう張りのある面の抑揚、水平に広がる横一文字のシェイプをもつ特徴的なシグネチャーのリアコンビランプなど、日産の新しいデザインランゲージによる先進的で、クリーンかつダイナミックなデザインで、コンパクトながらもひときわ際立つ存在感を放っている。また、フロントグリルには、日本の伝統工芸である組子からインスパイアされたパターンをあしらい、「日本の風景に溶け込むデザイン」となった。インテリアは、コンパクトカーの常識を覆す先進的で快適な空間を実現。外に向かって広がるようなインストルメントパネルにセンターディスプレイと一体化したメーターを装備し、電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えた、日産の新たなインテリアデザインの思想を体現した。また、小型の電制シフトレバーが乗るブリッジ型のセンターコンソールには、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストを装備したことで、革新的なデザインと共に、快適なドライビングを両立した。安全装備には、360°セーフティサポートを実現する先進安全技術を搭載し、全方向での安全性を向上させた。また、「プロパイロット(ナビリンク機能付)」を初搭載。高速道路での同一車線走行時の運転操作をサポートするプロパイロットに、ナビゲーションシステムとの連携機能を加えることで、制限速度の変化に伴う設定速度の切り替えや、カーブの大きさに応じた減速をシステムが支援し、ドライバーの操作頻度を軽減、安心かつ快適なドライブを実現した。ボディカラーは、2色の2トーンと、日産の新色であるクールトーンの「オペラモーブ」を含む、全13色を用意。』
(goo-netより引用)
E12型は正直イマイチな印象がありましたが、E13型はどうなったか改めて見ていきましょう。今回の車両は令和4年5月登録のSグレードです。新車価格は202万9500円、四駆が228万8000円です。
外観
外観は、先代と比較すると印象がかなり変わりました。グリルの造形が凝っていて悪くはないと思います。サイドは写真が撮れなかったのですが、フェンダーにキャラクターラインがある造形です。リアはテールランプが繋がったデザインで、日産のロゴがCIエンブレムでは無くなり、NISSANのロゴになっています。外観は、カッコ良くもなく可愛げなデザインでは無いですが、癖が少ないデザインで見た目は良いかなと個人的には思います。
内装
ドア側は基本的にハードプラですが、肘置きのみファブリックです。インパネはハードプラばかりで構成されていて、正直先代型同様質感は良いとは言えません。ただ、オーラがありますので、高級感を求めるならそちらですね。また、カーボン調のようなデザインがありますが、個人的には要らない気がします。ハンドルはウレタンです。で、初めて乗った際にも言いましたが、メーターの反射がやはり気になります。ここは減点です。メーターフード付けて対策してほしいなと思いました。室内照明はLEDです。シートはやや固めで、1時間程乗っても疲れませんでした。シートの手触りは普通のファブリックです。シフトはコンパクト化されていますが、ストレート式のように前後操作だけなので私はこのシフトは好きです。エアコンの温度・風量調節がダイヤル式で、節度感は良いです。ただ、ノートのキャラクターには合わない無骨さがあります。もう少しコンパクトな形状にしてほしいです。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。続いて以前触れなかった助手席ですが、21cm〜平手が入らない程の空間です。悪くはないです。続いて後席ですが、ドア側は残念ながら質感が落ち、ハードプラだけになります。ドアの剛性はかなり高く、輸入車みたいに綺麗に閉まります。ここは素晴らしいです。後席は、シートが固くなります。長距離は疲れそうなシートです。身長177cmの私で、頭上空間が拳2個、足下空間が20cmと流石ノートです。広いですね。ただし角度調整はできないです。
ペダルレイアウトは問題ないです。給油口はレバー式です。
メーターです。因みに借りた際航続可能距離47kmと、ヒヤヒヤしながら給油に向かっていました。なんとか営業しているガソリンスタンドがありました。
グローブボックスは狭いです。
車幅は掴めないです。ワイパーは少し見えます。もう少し綺麗に隠れると良いです。
荷室
大体ですが幅が122cm、奥行き59cm、高さ85cmです。段差が12cmあるので、荷物の出し入れは少し苦労するかなと。この前レビューした先代型ノートニスモより少し奥行きが短くなっています。
後席を倒すと奥行き150cmと先代型と変わりません。段差は13cmありますが、先代型よりマシにはなりました。段差はOPのラゲージアンダーボックスを付ければ解決します。
前席と後席は繋がりません。撮り忘れましたが、ヘッドライトはハロゲンです。テールランプも豆球で残念です。LEDにしてほしいです。
タイヤ
Sグレードなので15インチのホイールキャップです。見た目はグレー塗装されていて悪くはないです。タイヤはエナセーブのEC204です。Xで16インチに変わります。
搭載エンジン
HR12DE型の82馬力にモーターが116馬力、CVTです。アクセルは普通で、ブレーキも悪くないです。ただ、若干ガツンとなる傾向にはあるのかなと感じました。なので加点にはしません。ブレーキタッチは問題ありません。加速性能は素晴らしいです。日本国内なら十分な性能ですし、踏んだらすぐに反応してくれます。ここは加点です。静粛性は良いですね。測定して65dB前後とアクアより少し静かでした。ただ、逆に静か過ぎてロードノイズがやや目立つ印象がありますね。また、エンジンが始動するとどうしても車体が振動する印象がありますが、許容範囲内です。停車時はハイブリッド車ということもあり静かで、41dB前後と素晴らしいです。ハンドルは少し軽い気がします。もう少し重くしても良いと思いました。サスペンション、これが悪いです。かなり硬く、まるでスポーツカーみたいで非常に乗り心地が悪いです。一般のコンパクトカーでこればダメですし、リアからの突き上げもかなり感じる印象があります。大幅減点です。で、高速道路でも乗り心地の硬さが目立ちます。最近乗ったのですと、WRX S4に近い硬さです。直進安定性は良かったです。高速道路で周りのペースと合わせると70dB前後と、数値は悪くないと思います。その一方で、サスペンションがかなり硬い分、ロールとかは全然しません。オートブレーキホールドは、メモリーするのは良いポイントです。まとめます。
まとめ
良いところ
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウト⭕️
・加速性能が素晴らしい。+0.5点
・静粛性が高い。
悪いところ
・メーターの反射。−0.5点
・硬すぎるサスペンション。−1.0点
評価:4.0点 出来の良い車。購入しても損しないかと。
以前より0.5点落ちて4.0点になりました。車としての出来は良く、イマイチだった先代型と比べると明らかに良くはなりました。ただ、メーターの反射はやはり気になりますし、先代型同様サスペンションも硬いままで、悪いです。ここが改善されれば5.0点ですね。