コペンの山本原動機換装開発さんが投稿したカスタム事例
2020年05月03日 20時08分
今日の日報。
今日はとーっても長くなりそうなので2部でお送りします。(前半)
昨日作っておいたペダルボックスの台座に油圧系統のペダル類を配置できるよう穴を開けます。
穴が開け終わったらペダルを仮付けしてクラッチ側の取り付けボルトを溶接しておきます。
この時背面板はまだ仮付け状態です。
位置決めが確定したら背面板から本溶接に入ります。
自分は隅肉溶接が苦手な為、コレでは自分の蹴力に耐えれるか不安でしたので補強としてステンレスのエルステーを溶接にてつけておきます。
コレで厚み稼ぎなるので人間の蹴りでは曲がらないでしょう。
しかし心配性の僕は丸棒も背面に溶接しておきました。
コレで圧縮強度と引張強度のどちらも確保しているという感じです。
素人工作なので適当ですが笑笑😅
次はペダルの位置を決めます。
ここでシリンダー同士が近すぎると足が入らなくなるし、遠過ぎると運転しづらくなるのかな?と思います。
問題なく踏めました。
距離もいい感じですね。笑
ここでやらかしていると背面板からやり直しになるのである程度計算してやりましょう笑
位置が出たらペダル台座の位置決めをします。
ここに踏む為の鉄板が取り付きます。
良い位置と良い角度を探りながら位置を決めていきます。
ここが唯一市販品を買うのと、自分で作るのとの差になってくるのかなと思います。
メリットとしては自分は比較的ガニ股で運転するのでクラッチペダルのみ少し外方向に向けて取り付けました。
コレにてしっかり靴底の「面」で踏めると思います。
一般車ではペダルカバーとなる物を作っていきます。
自分は鉄板プレス系の道具を持っていないので、ハンマリングのみで鉄板を外らせました。
平たい常磐の上で平たい鉄板をハンマーで打つとこの画像のように少しづつ曲がって行きます。
板金の基本ですね。笑
1.3キロハンマーで数100発、10〜15分ほど鉄板を打ち続けてこの状態になりました。
良い剃り具合のところでやめないとハンマリングでは伸びが戻りにくいので、良いところで止めておきましょう。
叩いた痕がこのくらいですね〜
ハンマリングでの鉄板伸ばしは慣れていないと手を痛める可能性がありますのでご注意下さい。
ハンマーを狙ったところに打つのが最初は結構難しいかとおもいます。
曲げ終わった鉄板をペダル台座に取り付けします。
ここは外さなくて良いので溶接でいいとおもいます。
ここでしっかり踏み込んで問題なければ完成です。
あとは余分なビード落としと塗装して完成です〜!
自作感マックスなブレーキブースター付き電スロ3オルガンペダルの完成です。笑
軽自動車にセンターシートに3オルガンペダルはだいぶ元気な感じがありますね笑😅
ちなみにペダル類は全てコルトより持ってきています〜☺️