ヴォクシーのリアコーナーダクトパネル・自作・パテに関するカスタム事例
2020年11月05日 15時35分
2018年4月に 60 VOXY 前期から80 VOXY 後期 煌 へ。 CARTUNE デビュー:2020年1月 参加グループ ・ ZRR TYPE ASSOCIATION : No.4617 関西支部 ・ N-V-E Owner's Ranger : No.215 ・ N.V.E.@80Style : 関西支部 ・ TEAM VELENO ・ team METALLER メインは みんカラ で、CARTUNE はサブです。 よろしくお願いします(・∀・)
リアコーナーダクトパネルの作製(ダクト加工編)
過去画像 2019年8月
リアコーナーダクトパネルを自作した。
現在も使用中。
リアコーナーダクトパネル...
めっちゃカッコいい(*´Д`*)ハァハァ
各メーカーのリアコーナーダクトパネルは...
Silk Blaze リアコーナーダクトパネル ver.1(SilkBlaze AERO SERIES)未塗装27500円、単色塗装39500円、ツートン塗装43500円
Silk Blaze リアコーナーダクトパネル ver.2(GLANZEN AERO SERIES)未塗装26000円、単色塗装41000円
ROJAM リアコーナーダクト 未塗装37000円
ROWEN リヤコーナーパネル 素地36000円、単色塗装48000円、塗り分け塗装58000円
どれも結構な値段がする...
みん友さんや他の方も自作してるので、自作してみることに!
リアコーナーパネルの購入
某オークションやフリマアプリで販売されている。
色は白を探していたがなかった為、今回はブラックのリアコーナーパネル(左右)を購入した。
ダクトのデザインと描写
社外品のダクトはSilk Blaze、ROJAM、ROWEN 3社ともに縦である。
中には社外品とまったく異なるダクトを複数作成した方もおられたが、かなり技術が高そうなので、今回はシンプルに縦のダクトを1つ作成することにした。
1.100均セリアで買ったトレーシングペーパーをリアコーナーパネルに貼り付ける
2.内側縁から1.5cmの場所に点をつけ、点と点を線で結んで縦線を引く
3.上端縁から3cm、下端縁から3cmを基準とし、ダクトの切抜き位置を内側縁1.5cmから7cm・上端縁から3cm、下端縁から3cmとした
リアコーナーパネルへの描写
1.ダクトを描写したトレーシングペーパーのダクト切抜き部をカッターナイフで切る
2.リアコーナーパネルにマスキングテープを貼り付ける
3.ダクトを描写したトレーシングペーパーをリアコーナーパネルに貼り付け、ダクト切り込み部をペンでなぞる
ダクトの切抜き
1.アクリサンデーカッターで切り抜き
2.パネルを曲げやすくするために、パネルの折れ曲がる部分(内側縁から1.5cm)を裏面から少し削る(黄囲い部)
3.ダクト部を大きく見せるために、パネルをさらに1cm切る(赤囲い部)
研磨とパネル曲げ
1.耐水ペーパー♯240で裏表、切抜き部を研磨
2.ヒートガンでパネルを温めて曲げる。
3.曲げたパネルが戻らないように間に物を入れて固定
ダクトの土台を作成
1.100均セリアで買った下敷きをダクト上下の隙間の形にカット
2.カットした下敷きを耐水ペーパー♯240で研磨
3.ダクト上下の隙間とカットした下敷きをシリコンオフにて脱脂
4.ダクト上下の隙間にカットした下敷きを セメンダイン の スーパーXハイパーワイド で固定
ダクト周囲の土台を作成
1.コーナンでプラスティックの角棒(6mm×12mm×1000mm)を購入
2.角棒を耐水ペーパー♯240で研磨
3.角棒をダクト周囲の長さでカット
4.カットした角棒をヒートガンで温めてダクト周囲の形状に合わせる
5.ダクト周囲と角棒をシリコンオフにて脱脂
6.カットした角棒をダクト周囲にセメンダイン の スーパーXハイパーワイド で固定
厚づけパテでダクト周囲の形を作る
1.パテを塗る部分をシリコンオフにて脱脂
2.パテを塗る部分にミッチャクロンをスプレーし、20分乾燥させ、3回繰り返す
ミッチャクロン:多種多様な素材に対しペーパー研ぎが不要で強力な密着力が得られるプライマー
3.パテを使用し、角棒周囲、ダクトの切れ込み部にパテを塗って形を整える。
使用したパテ:ソフト99 厚づけ用ボデーパテ
※主剤と硬化剤を混ぜると硬化が徐々に進み、約1~2時間で硬化する。
※混合する割合は主剤100:硬化剤2であり、目安は主剤がゴルフボール:硬化剤はパチンコ玉程度らしい。
※硬化剤が多ければ硬化が早く、少なければ硬化が遅い。
→デュークは初回の塗り込みを、説明書の記載取り主剤をゴルフボール程度の大きさで実施したが、取り出したパテを全て使用する前に硬化が進んでしまい、使用できなくなった。
気温、塗り込む速さにもよるが、多く量で行うと使い切るまでに硬化が進み、使用出来なくなる可能性が非常に高い。
2回目からは主剤をビー玉くらいとし、硬化剤は適量として、回数を多くして塗り込んだ。
※気泡が入り込むとパテを削った時に穴が出来るので、ヘラでしごくように塗り込むと気泡が入りにくい
※パテを一気に盛り過ぎるとワレ、剥がれが生じやすくなるので、数回に分けて塗る。
※どうせ削るからといって、必要以上に塗り過ぎる、空気が入りやすくなるし、削るのが結構大変
※気温が高いと硬化時間が早くなり、低いと遅くなり、5度以下では硬化しない。
→デュークが使用した時の外気温は30度以上であったので、非常に速いスピードで硬化が進んだ。
硬化後に研磨、再度厚づけパテで形を整える
1.硬化後、耐水ペーパー♯240で研磨し、形を整える
2.シリコンオフにて脱脂
3.再び、厚づけパテを使用して形を整える
4.硬化後、耐水ペーパー♯240、♯400で研磨し、形を整える
5.形が整うまで、2~4を繰り返す
うすづけパテで補修
形が整えば、うすづけパテを使用して、ピンホール、小さな段差、線を補修する
1.シリコンオフにて脱脂
2.うすづけパテで補修
3.硬化後、耐水ペーパー♯400、♯1000で研磨
4.状態を確認し、補修の必要がある場合は1~3を繰り返す
注意点
※うすづけパテは硬化剤を混ぜない1液性の速乾ラッカーパテであるが、速乾性なので手早く塗り込む。
※パテは約1時間(20℃)で硬化する。
※厚づけパテ同様、しごくように薄く、平らに塗る
プラサフをスプレー
ある程度、うすづけパテでの補修が終われば、プラサフをスプレーし、補修ヶ所の確認を行う。
1.全体をシリコンオフにて脱脂
2.全体にミッチャクロンをスプレーし、20分乾燥させ、3回繰り返す
3.プラサフをスプレーし、20分乾燥させる。
プラサフ後、耐水ペーパー♯1000で研磨して補修場所を確認
まだまだ、カケ、ピンホール、ヒビ、段、凹みなどが目立つので、補修の必要がある
赤:ピンホール
緑:カケ
ピンク:ヒビ
黄:凹み
再び、うすづけパテで補修
1.シリコンオフにて脱脂
2.再び、うすづけパテで補修
3.硬化後、耐水ペーパー♯1000で研磨
4.状態を確認し、補修が必要な場合は1~3を繰り返す
最終的にプラサフをスプレー
うすづけパテでの補修が終了すれば、プラサフをスプレーして研磨すれば、パテ塗りは終了
1.全体をシリコンオフにて脱脂
2.全体にミッチャクロンをスプレーし、20分乾燥させ、3回繰り返す
3.全体にプラサフをスプレーし、20分乾燥
4.下地・パテが見えなくなるまで数回繰り返す
5.乾燥後、耐水ペーパー♯1000で研磨