フィットのVTEC・スプールバルブ・DTC・交換・ソレノイドに関するカスタム事例

CTの皆さん、こんにちは。

　今回は、お付き合いのあるご近所のDさんからとあるHONDA純正パーツを仕入れました。上の写真を見ただけで何かお分かりになるでしょうか？

　部品調達の理由は、断続的に色々なDTC(エラー診断コード)を拾うようになってきており、部品の寿命に近づいて来ていると判断したためです。メッセージからすると、怪しいのはVTECの肝と言っても良い『スプールバルブ(スプールソレノイド)』となります。

　とは言え部品そのものの不具合ではなく、制御側に問題がある可能性もあるため、配線や信号を事前チェックしてから部品を調達しました。

　Dにて交換作業をして頂こうかとも思いましたが、年度末で作業が立て込んでいる様だったのでDIY対応にしました。作業そのものは、そんなに難しい対応でもないですし...。

　とは言いつつ、狭小住宅の様なFIT特有のエンジンルームは、作業スペースの関係で厄介な面があります。部品本体は、10mmボルト３個で固定されて居るだけすが、奥まったところで普通のレンチは干渉して届かなかったり、回しにくい場所です。

　自分の場合は、フレックスヘッドのTレンチが手元にあったので楽勝でした。普通のレンチのみでの作業だと、周辺パーツを掻き分けて大変な作業になるので、工具のありがたみをあらためて実感しました。(^o^)

　新旧部品の比較がこちらです。本部品の特徴(持病)のオイルのにじみもありました。リークだけなら清掃とガスケット交換だけで済ませられますが、今回は動作不良の本体交換です。

　新品設置後の画像がこちらです。キレイな部品に入れ替わってスッキリしました。もちろん、部品交換前に発生していたDTCは無くなり、VTEC作動もバッチリです。