アルトラパンのドアデッドニング・ドアデッドニング やり直し・レジェトレックス・StP・StP BOMBに関するカスタム事例
2021年05月10日 21時37分
カーオーディオ専門店アークライド です 「スーパーの駐車場に溶け込むカスタムラパン」をコンセプトに作業記録をアップしていきます。 目標は軽自動車を超える「静寂性能」「長距離を楽しめる走行性能」「内装の質感向上」を目指します😃 オーディオ屋ですがオーディオの投稿は相対的に少なめです🤣 アークライド 千葉県浦安市富士見5-21-21 047-314-8310 arkride1@gmail.com
【ドアデッドニング】
2020年11月
※画像はデッドニングし直し後の画像です
ラックスマンのパワーアンプ導入でドアウーファーにかかるエネルギーが段違いになり 思っていた通り前オーナーのによって施工されていたドアデッドニングではスピーカーの本領が発揮出来ないため一から素材を変えてやり直す事にします
(*´ω`*)
アークライドにラパンがやって来た時のドア内張りを外した状態のラパンです
レジェトレックスを使いサービスホールを塞ぐと言う形のDIYデッドニングで定番の一般的なドアです
ロングセラーのレジェトレックスですが、いかんせんデビューから30年ほど変わらない素材でもあります
デッドニング素材はその後進化しより性能の高いものが出てますので 剥がすのは面倒ですが貼り替える事にします
(*´ω`*)
この状態で先日アップさせて頂いたBRAXのスピーカー Graphic GL6を装着しました
施工準備でインナーパネルの配線クリップを全て外しレジェトレックスを剥がしてる途中の画像です
貼り替える制振材の付きを良くするために剥がした後の所も含めてドア鉄板部をクリーニング&脱脂処理していきます
この後アウターパネルに貼ってあるレジェトレックスも全て剥がしクリーニング&脱脂処理を徹底的に行います
スピーカー後ろ側にはレアルシルトと見えませんが背圧対策のディフュージョンが貼ってあります。
これは以前キッカー装着の際にレアルシルトでは音が締まらないのでウチで貼ったもので、これは今回このまま使用する事にします
(*´ω`*)
レジェトレックスを剥がしたアウターパネルにStP BOMBを隙間なく貼ります
制振材であるStP BOMBの施工は左右交互に同じサイズにカットしたものを貼っていきます
左右の均等なバランスが必要なステレオスピーカーですので施工具合はもちろん重量バランスも重視する事で後のサウンドセッティングに活かされます
隙間なく貼るのは 鉄板の共鳴を抑えるのに隙間は必要無いからです
デッドの反対語でライブがありますが音響的に言えばクルマの素材でライブとして使えるものは ほぼ無いです
ましてやスピーカーの箱がわりに使う形のドアですのでライブの要素は必要無いと考えます
いい加減な施工をするとドアの弱点が見えなくなるのでデッドニングを行う際はキッチリ施工です
(*´ω`*)
またむき出しの配線類には防音処理を行ってます
インナーパネルの制振施工後です
ドア内張りの形状に近い形のフル制振です
サービスホール部分を塞ぐのはもちろんですが むしろ制振材ですのでサービスホール以外の鉄板部分に効果が出る様に工具を使い分け鉄板に密着させます
もちろんですがインナーパネルの制振材も左右同サイズで同様に施工をしていきます
配線クリップを止める部分の穴を塞がない様に制振材をカットしながら施工するのはもちろん ドアのパーツを固定するネジやボルト類も露出させメンテナンスに出来る限り支障をきたす事ない施工を行います
音も大事ですがまずクルマありきですから
(*´ω`*)
で 最初の画像に戻りますが 完成状態
サービスホール部分に遮音材を施工する事でドア内部に発生した音を極力室内に出てこない様にします
最後にビビるポイントへの施工と隙間が無いか再確認を行い ドア鉄板側のデッドニングは完了となります
ちなみに 材料の文字を全て水平に揃えるのは職人気質の問題です 笑
(*´ω`*)