車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2021年05月07日 00時13分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
初夏の長野探索(53)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“トヨタ カローラ 2ドアデラックス KE10D”です😊
前回ご紹介したパブリカバンと向かい合うようにして置かれていたのは初代カローラでした。
こちらは初代カローラの中でも1966年〜1968年に渡り生産された前期型。
向かいのパブリカとほぼ同い年です。
初代カローラと言えば、日産から発売されていたサニーのライバルであり、海外ではオースチン1100のライバルでもあった上にハイウェイ時代の訪れ頃の時期だったため、新開発された1077ccのK型エンジンを搭載。「プラス100ccの余裕」をキャッチコピーに大ヒットを飛ばしました。
ちなみにこの型のカローラ、発売後にコロナに次ぐ販売台数を記録しており、翌年の1967年に4ドアセダンを発売するとその人気は一気に爆発、ベストセラーカーの座を不動のものにし、現代でもその名前と人気が継がれているクルマでもあります。
余談ですが、現行カローラは僕が好きなクルマのひとつです笑
こちらもパブリカ同様、かなり状態が良いです。
極端にサビサビになってしまっている左前フェンダーは板金でもしたのでしょう。
右サイドにはほとんどサビがありません。
ドアモールはかなり最近外れてしまったのか、ドアに立てかかっていました。
普通の人が行くようなところではない辺鄙な田舎の畦道沿いの個体ですが、この並びと状態はまるでトヨタの天然博物館。
パブリカバンがお仕事用、カローラは家族でお出かけする時に使っていたのでしょう。
にらめっこを続けて何十年。
とっても素晴らしい2台でした。